オリンピックを好まぬ人もいます

日本中が、いや世界中がオリンピックに沸き立っていますね。
そんな中で、言うのは気が引けるのですが、私はオリンピックが好きではないのです。
子供の頃は夢中になって応援していたような気がします。
それに、TVに写っていたら、つい引き込まれてみてしまいます。
面白くないことはない!
(二重否定はフランス語では、ほとんどしませんと先生が言ってましたね)
でも、いつしか私の中に拒否感が芽生えてしまったのです。

スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と日頃の努力の成果を競い、敗者も勝者もなく、世界が一体となる。
というのが、私が考えたオリンピック精神ではなかったのか?などと思うのですが・・・
違うのかな?

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今のオリンピックは、人間の限界を超えた所で、コンマ以下の争いをしている。
いや、もうそこでしか争いようがないのかもしれません。
時間で計れない競技はどうするんだろう?と思っていたら「判定」という事になるのでした。
それには、審査員の依怙贔屓みたいな物も入ってくるし、何処の国が審査をするかで、かなり評価が異なるのは自明のことです。
もちろん、自分で培った体力気力が土台ではありましょう。
でもとにかく、莫大な資力を背景に、宇宙飛行士のような科学の粋を使ったトレーニングが出来て、初めてオリンピックに、そしてメダル圏内に踏み込める。
もう、人間らしさを感じられない・・・・
というのが、私がオリンピックを好きではないという一つの理由かもしれません。

次に、国家間の代理戦争の感がある。
世界中武力紛争は絶え間なく起こっているのですが、第一次、第2次世界大戦を通して、戦争をしたって何の解決にもならないと言うことは、分って来ているのです。
だから、戦争は極力抑える・・・・しかし、オリンピックの場で、国家のぶつかり合いを、応援という形で爆発させる。
いえ、それだって、自分の贔屓を応援する・・・
それは、かまわないと思うのです。
阪神フアンの前で、巨人の話などすると、こんな大人しい人が!!
ビックリするほど、猛々しい人に変身したりしますから。
でも、国家を背負わされてオリンピックに出場している選手を見ると
「メダルを取れずに帰ったら、この人はどうなるのだろう」と心配になるのです。

まあ、何とかなるのでしょうし、そんなことをアクセク考える必要はない。
きっと、私自身が、すごく気が小さいから、そんなことを考えてしまうのでしょうね。

三番目に、究極の力を振り絞って競っている人達を、自分は苦労せずに娯楽として見る。
コッロセウムの剣闘士達の死闘を見て歓喜するローマ市民の姿を連想します。
愚民にはパンとサーカスを与えればよいと為政者が言ったとか・・・
本当に燃えるほどの関心を持たなくてはいけないのは他にあるのではないか?
そこから目を逸らすためにとまでは考えていないと思うのですが・・・

その中で、オリンピックの悲喜劇に翻弄される選手達・・・
一生懸命やってきて、土壇場で出られない。
期待されていたのに、メダルがとれない。
すべてのプレッシャーを乗り越えてオリンピックの勝者だ。
と言えるのかもしれませんが・・・・
その気持ちを考えると、苦しくさえ思えてくるのです。

スポーツとは、争いに気後れしない人がするものなのでしょうね。

体育の出来なかった、気の小さい私には、見ることさえ苦痛になってきたこの頃です。

まあ、人それぞれ、気にしなくても良いのですが・・・

ぼんやりと川風に吹かれて、天の川を眺めていたい。
そんな思いの、今年の夏です。

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法然院ワサブローライブ: Dupont et Dupont 第2章

3月17日にアーズローカスでワサブローさんとギタリストの溝渕仁啓さん、ふたりでライブをされていたのですが、私は諸般の事情があって聴きに行けませんでした。
そこで、聴きに行った友達に尋ねたのです。
「どんなだったん?」
「良かったでえ・・・・」
「どんな風によかったん?」
こんな事を聞かれても困りますよねえ~
でも彼女は答えてくれました。
「何というか、繊細なタッチで書かれたクロッキーのような感じのライブやってん。」
彼女は美術系の人なのです。
「そんなこと言われても分らへ~ん!クロッキーて何?」
「あのな、べたっと塗りたくった油絵と違うねん。一本一本選び抜いた線で書かれた精密絵ていう感じかなあ。伴奏もギターでピアノの音の固い感じと違うから歌い方も変えてはったと思う。私にはすごく良かったで・・」
とこんな感じの、懇切丁寧な説明をしてくれたので、なんだか雰囲気が伝わり、ああ、行けなくて残念だった。
仕方ないです。歌だけは、解説だけでは、どうにもなりませんからね。

こんどは逃してなるものか、7月22日、早めに出かけていきました。

この門をくぐって
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鹿威し(シシオドシ)の「カーン」と鳴る音の間にヒグラシの声が降りしきる。
その中で、柔らかい幻想的な溝渕さんのギターの音に乗って、ワサブローさんの歌の世界が始まりました。
法然院の広い座敷を開け放って、畳の部屋をつなげて椅子を置いてありましたが、座りきれない人は畳に座って・・・
演奏は窓を開け放った濡れ縁で、溝渕さんがギターを奏で、どこからともなくワサブローさんが「サンチモン」を歌いながら現れました。
お寺ですから、どこもかしこも開いております。
前面は、築山があり、その後ろは東山が迫っている。後ろも窓で、風が背中をなでてくれる。
庭からは鳥の声、鹿威しの「カーン」と鳴る音の間にヒグラシの声が降りしきる。
普通は、そういう音をシャットアウトした会場であるものなのですが・・・
ヒグラシの声がギターとマッチして・・・生き返る思い・・・というのが私の感想です。

ワサブローさんの話が、また、何とも言えず面白いのです。
ピカソの娘さんが、学校の宿題でキリンの絵を描いてきなさいと言われ、お父さんに書いて貰った絵を持って行ったら「こんなキリンがあるか!」と先生に叱られ、仕方なく自分で書いたのを持って行ったら、やっと及第点を貰えた・・・この話、本当かな?
ミラボー橋は、堀口大学の詩を始め朗読し、フランス語の歌につなげる。
ワサブローさんは、同じ歌を毎回、同じには歌わない人だと思います。
前に聞かせてもらったミラボー橋も、鳥肌が立つような感じでした(素晴らしいということですので念のため)
が、今回は、また違う衣装を着たミラボー橋でした。
それが彼であって、他の歌い手さんと追求していく所が違ってると私には感じられるのです。
やはり「ワサブローの世界」としか言いようがありませんね。
でも、それって、どんなにか苦しい道の追求ではないだろうか?
だから太られへんねんなあ~・・・などとつまらない事を考えてしまうのでありました。

アンコールで《俳句」、CD化されたそうです。これは私の一押しの曲、ギターの伴奏でしっとりと歌うのが、何とも言えませんでした。
そして最後、「みなさん、きいたらよく知ってはると思います」とフランス語の歌を・・・
しばらく聞いて「あっ!月の沙漠や!」
後で考えたのですが、月の沙漠を直訳したら、そんな空気のない所歩けないよな~
月の照らす砂漠になっていたのだろうか?
フランス語では、どんな歌詞なのか、改めて知りたくなりました。

2部では、溝渕さんのギターで、魔笛の主題による変奏曲、アストゥリアス、2曲が続けて演奏されました。
どんなん?と言われたら、やっぱり「よかったで~」の表現力しか私にはありませんが、良かったです。

やがて時は過ぎ、いつの間にか、帰りは夜の景色に変っておりました。
これは、帰りに通った廊下の灯りです。

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この日の曲目
1部
サンチモン
ピレの子供達
ミラボー橋
朝と夜
聞かせて下さい愛の言葉を
ゴエモン
群衆

2部
魔笛の主題による変奏曲(溝渕ギター)
アストゥリアス 
アイルランドのバラード
田園交響曲
時の流れに
糸紡ぎ
俳句
月の沙漠

こうして曲を並べると、あれもこれもと言いたいことが、また溢れてきそうです。

この日法然院ライブに来た人は、もれなくワサブロー直筆(もちろん溝渕さんのサインも入っています)団扇を頂きました。
冷房がないので何とかならないかと言われ、一晩で書かれたそうですが、達筆ですねえ~
歌手ちゅうのは、達筆でないとなれないものなのかしら?

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9月の後半は用事続きで残念ながら聴きに行けません、またの機会を・・・

洗濯機が動かなくなって

 この暑さの続く中、今週の月曜日に、20年近く使っていた洗濯機が突然、動かなくなりました。
あらら、ついに、お釈迦になってなってしまったのか・・・・

【お釈迦になる】 
お釈迦様=仏になりということで、死んでしまう、もしくは物が駄目になることかと思っておりましたら
色々意味があるんですね。

1.鋳物職人がお地蔵様をつくるつもりで誤ってお釈迦様をつくってしまったことからという
2.人が死ぬことをお釈迦になるということ。
3.焼き物をつくる際、火が強すぎて不良品を出したとき、江戸訛りで「シがつよかった」と発音し、その「シがつよか」を四月八日に当て、この日が 釈迦の誕生日(花祭りの日)なので、「お釈迦になる」が不良品を出すの意味になった。
 《成語林》より

3番目は、あまりにもこじつけすぎのような気がしますが・・・

それはともかく、これは困ってしまいました。
そして、近くの電化製品の量販店に走ったのです。
私の希望は、安くて、シンプルな機能、容量は大きめ、毛布も洗えるぐらいの物、省エネ型・・・
お店の人は、おそらく、買いそうな値段の中で適当な物を進めてくれるのでありましょう。
でも迷える消費者は、ついそれに乗せられてしまいます。

そういう訳で、洗濯した時に、洗濯槽まで自動で洗うという、日立の洗濯機を購入いたしました。

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今の時代、これでもシンプルな方なのかもしれませんが、今まで使っていた物とは比べものにならない、ややこしさです。
配達し設置してくれた人が、取り扱いを説明してくれた時、
「ここから洗剤を入れて閉める」
しかし、閉まらないのでありました。明きっぱなし・・・
私の脳みそみたいです。
始めから部品交換という事になってしまいました。
この柔なプラスチックの部品では、長持ちしそうにありません。
洗濯機の寿命は、平均5年ぐらいですと言われましたが、要らない機能が多すぎるせいではないかという気がします。

衣類を入れたら、ガタゴトと重さを量って水の量まで決めてくれます。
ちょっと、おっせかいすぎないかしら?
洗ってる途中にふたを開けたら、ピーピーピーと叫んでストップしてしまいます。
タオルの1,2枚を増やそうと思っただけなのに・・・また、1からやり直しかい!!
事故を起こさないようにという安全設計なのでしょうが、行き届きすぎの感もあります。
そして終わったら、メロディーでお知らせ・・・・
賑やかなことです。
そのメロディーも変更できるらしいのですが・・・

でもまあ、至れり尽くせり型のせいか、洗い上がりは、とても柔らかな仕上がりでした。
今までだったら、タオルも服も、脱水後はシワシワになっていたのですが、それがない。
お風呂の残り湯もしっかり汲み取って使ってくれます。

まあ、当分説明書と首っ引きでの、お洗濯の日々となることでありましょう。
早くなれてしまいたい物です。

さて、先日、バジル風味のボンゴレもどきを作ってみました。
岡山からバジルとズッキーニの入った野菜便が届いた時のことで。
バジルなどと言う、洋風の野菜は、ほとんど使わないのでネットで調べたら、やっぱりイタリアンですね。
でも、本物の味を知らないので、ボンゴレもどきでございます。
アンチョビーを入れると書いてあったのですが、缶詰を買って、使い残しても、きっと食べないだろうと思い、適当な醤油風味で・・・・

良いじゃないか、美味しく食べることが出来るならば・・・

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なんとか、暑さの中を生き抜いております。
それにしても、今年は暑い!!

筋トレするには10年早い!

我が家の近くに7月からスポーツジムが出来まして、会員登録をして、せっせと毎日通うことにいたしました。
なぜならば、体力をつけたい。
日ごと老化して衰えていく足腰を少しでも回復させ、もう一度、目の前に広がる比良の山並みの稜線を歩きたい。
いや、せめて街歩きぐらい、後の痛みを心配せずに歩きたい。
だいそれた希望を持ちました。

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画像は宣伝ポスターから借用です。

この施設は25mプール、ジャグジー、お風呂完備。二階には筋トレマシンが各種並んでおります。
それに毎日、ヨガやエアロ、気功体操と言った、日替わりのレッスンが、無料で受けられるのです。
だから午前中、ヨガ教室に行き、夕方からプールに行って水中歩行で過ごし、お風呂に入って帰ってくる。
そういう利用の仕方が出来ます。
有効に利用したら、とても効果があると思われます。
が、いつしか、プールと言うより、スポーツジムと言うより・・・・
銭湯となるのではないかと思いましたが、もはやその可能性は現実化してきております。

筋トレマシンの使い方も教えて貰い、一番軽い負荷で2回やってみました。
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「こんなんで効果あるのかしら?」
ありました。
家に帰って、自転車を仕舞おうと、私にはいつも重たすぎるガレージを持ち上げ、腰に力を入れて、ウンと持ち上げたとたん、腰に痛みが走り、嫌な予感がしました。
でも、まあ歩ける、大丈夫だと思って、家に入って腰掛けようとしたら「イダダ!」
ぎっくり腰というほどひどくはないけれど、キックリ腰とでもいう痛みが来ておりました。
寝返りしても痛いし、うっかりかがむと、最後にクキッと痛むのであります。
それでも、10日あまり、ヨガ、骨盤矯正、自彊術、泳ぎ方入門etcをやってみたのです。
それだけでクタクタになり、肩も腕も痛い!
ソフトヨガで筋肉痛が出る人も珍しいかもしれませんね。
いつもの整骨院に行って院長に聞きました。
「このごろ、私の脚に少し筋肉がついたと思いませんか?」
「全然ついてません。無駄な抵抗は止しなさい。筋トレなんかはしなくていいから、とにかくプールの中で歩きなさい。」
そうなんですねえ~・・・まだ筋トレが出来る体ではないようです。
とにかく、プールで歩いて後はお風呂・・・・
なんだか昔経験した、靱帯損傷手術の後の入院の日々を思い出します。

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これは何と命名すべきか?
元気な体を作るための、銭湯開始といったら良いのでしょうかね。


猛暑到来・・・

 このところ、夜中に喉が渇いて、お茶やジュースを飲み出したらきりがないのです。
何故だろう? こんなに喉が渇くなんて・・・
もしかしたら、私って糖尿病かしら?と心配になりました。

原因は、突然の猛暑だったようです。
気がつけば、室温が34度にもなっておりました。
やばい、夜中に熱中症になりかけていたのです。
そこで、我慢が出来ずエアコンと扇風機を使ってしまいましたが、エアコンを使う自分が、なんとなく悔しいのです。
今年の夏は、エアコンは使わないと言ったのに・・・

ここまで地球が熱くなったのも、人間がエネルギーを消費しすぎたツケなのかもしれません。
人類が、自分が招いた環境破壊で死滅していっても、地球の寿命のサイクルの中では、ほんのつかの間かもしれません。
まして宇宙の時間の中では・・・・

と破滅的なことを考えつつ、猛暑の中でうだっております。

人間って、愚かな動物なのでしょうか?

これは地下鉄の駅に張ってあったポスターです。

ゴリラ君達の眼差しが、やけに悲しく感じられるのでありました。

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ポスターのガラスカバーに、後ろの方向指示が写って、面白い絵になってしまいました。
地球から出ていく、出口はないのですね。

17日、どうやら梅雨が明けたようです。

鳥の絵を描く為に

14日は、用事があって授業を休んでしまいました。
その時に ジャック・プレベール(Jacques Prévert )の詩を勉強したそうです。
ジャック・プレベールは「枯葉」の作詞者という事しか知りませんでしたが、こんな詩をを書いていたのですね。
素敵な朗読がついた、可愛い動画を紹介して貰ったので、よかったら聞きながら、私の爆笑翻訳に、またお付き合い下さい。
間違いを、教えて下さいましたら有り難いです。

pour faire le portrait d'un oiseau
鳥の絵を描く為に

Peindre d'abord une cage
avec une porte ouverte
peindre ensuite
quelque chose de joli
quelque chose de simple
quelque chose de beau
quelque chose d'utile
pour l'oiseau
placer ensuite la toile contre un arbre
dans un jardin
dans un bois
ou dans une forêt
se cacher derrière l'arbre
sans rien dire
sans bouger...
始めに扉を開けた鳥かごを描こう
次に、小鳥の為に
可愛い何かを
簡単な何かを
綺麗な何かを
役に立つ何かを描こう
その次に、樹にそのカンバスを立てかけよう
庭か林か森の中の
その樹の後ろに隠れて
何も言わず、動かずに


Parfois l'oiseau arrive vite
mais il peut aussi mettre de longues années
avant de se décider
Ne pas se décourager
attendre
attendre s'il le faut pendant des années
la vitesse ou la lenteur de l'arrivée de l'oiseau
n'ayant aucun rapport
avec la réussite du tableau
鳥がすぐに来る事もあるけれど
でもまあ、そう決めるに前に長いこと掛かることだってあるさ
ガッカリせずに待つんだよ
待つのに何年も掛かかるかもしれないけれど
鳥がくるのが早いか遅いか、その絵の出来とは何の関係も無いからね


Quand l'oiseau arrive
s'il arrive
observer le plus profond silence
attendre que l'oiseau entre dans la cage
et quand il est entré
fermer doucement la porte avec le pinceau
puis
effacer un à un tous les barreaux
en ayant soin de ne toucher aucune des plumes de l'oiseau

鳥が来る時
もし鳥が来たら、とっても静かに見守ろう
鳥がかごの中に入るのを待つのに
そして入ったら
絵筆で扉をそうっと閉じる
そして
全部の柵を一つずつ消していく
1本の羽根にも触らないよう気をつけながら


Faire ensuite le portrait de l'arbre
en choisissant la plus belle de ses branches
pour l'oiseau
peindre aussi le vert feuillage et la fraîcheur du vent
la poussière du soleil
et le bruit des bêtes de l'herbe dans la chaleur de l'été
et puis attendre que l'oiseau se décide à chanter

次に樹の絵を描こう
鳥のために一番綺麗な枝を選びながら
描こう、緑の葉を、風の涼やかさを、太陽の光の輝きを
夏の暑さの草むらの中の虫達の賑わいを
そして次に、鳥が歌おうとするのを待とう


Si l'oiseau ne chante pas
C'est mauvais signe
signe que le tableau est mauvais
mais s'il chante c'est bon signe
signe que vous pouvez signer
もし鳥が歌わなければ
それはまずい兆候だ
その絵が下手だって印だ
でも鳥が歌ったら、それは良い兆候だ
君がサインをすることが出来るという印なんだ


Alors vous arrachez tout doucment
une des plumes de l'oiseau
et vous écrivez votre nom dans un coin du tableau.

で、君はその鳥の羽の1枚をそうっと採って
その絵の隅に君の名前を書くんだね


詩の朗読が、なんとも素敵です。




下の写真は、この詩とは何の関係も無いのですが、我がクラスから大好きな先生へのプレゼントであります。
ペアグラスというところに理由が隠されております。
Félicitations !

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雨続きですね

今年は、豪雨が続いております。

私が、昔々、京都に引っ越してきた頃は、細い糸を引くような雨ばかりだったのではという気がしています。
が、記憶という物は主観的です。実際はどうだったのでしょうね?

子供の頃、育った九州の雨は、豪快だった記憶があります。
学校からの帰りに、傘を差していても雨が正面から直撃してきて、家に帰り着いた時は全身ずぶ濡れ状態。
学生服のスカートの襞が、全部伸びてしまい、革の鞄に入れていた教科書の端がふやけていた事もありました。

だから、京都の梅雨空の下では、「このくらいでは雨ではない」と傘もささず、周りに呆れられておりました。

そんな京都の梅雨には、こんな家屋が似合うのです。
風情がありますよね。

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蜘蛛の糸がまつわりつくような細い糸のような雨、三方を山で囲まれた盆地に重く立ちこめる湿気。
日影に入っても涼しくなくて、ぬぐってもぬぐってもしみ出してくる汗。
京都の夏は、とにかく蒸し暑かったのです。
兼好法師さんが、「徒然草」で、住まいは夏を旨とすべし・・と書いていたのではないでしょうか?
きっと彼は、衣食住に気をつける 健康な法師でもあったのでしょうね。

「京都の夏の暑さの中で、老衰して弱って死んでいきたくない」
そう言う気持ちで、私は、琵琶湖畔の風の吹き抜ける、片田舎に引っ越したのでした。

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それで、何が言いたいちゅうねん!
というと、近年、昨今、京都も含む関西の雨の降り方が、すごく変ってきているような気がするのです。
集中豪雨的というか・・・「九州で降っていた雨のようだわ?」と感じることもしばしばです。
日本の気候が、すこしずつ亜熱帯化してきていて、ここ数年、それが顕著になってきているのではないでしょうか?

ここ数日の雨は、一部の場所だけに被害がというのではなく、西から東に、豪雨を運んでいます。
1mに満たない川が、あっという間に6mを超したとか・・・
「今まで経験のなかった大雨」という気象用語を、今年から用いだしたとTVで言っていたように思いますが、今まで経験のなかったことが、毎日あれば、経験のある大雨となるのではないかしら?
その時は、どう言ったらいいのだ?
また、私は一人つまらない事で、悩むのでありました。

今朝の7時のニュースでは、避難勧告が、福岡から熊本まで、約13000世帯に出ているとのことです。

毎年毎年、どこかで自然の災害が繰り返される日本です。

こんな日本で、安全を保障しますといって、原発を再稼働する神経は、だたものではないと思います。

地震を恐れぬドジョウ総理は「今までなかった地震、災害」があった時、どんな責任をとるというのでしょうね。

そうそう、昨日、電気代金の通知が来ましたが、なんと、前年度比、マイナス19.5%というお知らせでした。
これには、裏技テクニックがあるのですが、とにかく、ことしは節電してやろうではありませんか!!








小さな命が未来の宝

 もう一つのブログとダブりますが、こちらでも同じ記事を載せます。

先月、京都の北の方に行って来ました。
この漠然とした言い方は、車に乗せて貰って、地理感覚が分らないままに過ごしたからであります。

何故なんや?
去年生まれて、まだ会っていなかった友達のベビーに会いに行ったのであります。

亀岡を通って京丹波町の道の駅「丹波マーケス」に立ち寄ったところまでは何とか分りました。
その後、ちょっと寄り道をして、新緑の中を車で走り「茅葺き音楽堂」に連れて行って貰ったのです。

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山並みの連なるこの辺りは、空気の匂いも違うような気がします。
カメラは持ってきたのにメモリーを入れるのを忘れてきたため携帯で撮した画像ですが・・・

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田植えが済んだばかりのような田圃が多かったのですが、農作業をされている男女が、ほとんど70代の方々のようにお見受けしました。
私には、農作業の内容は分らなかったのですが、同行していた友達は、自分も田畑を作っているので
「あっ!ここらは無農薬でやってるんだ!」と感心していたのです。
何故かというと、田圃の中を手押しで動かしている車のような物は、雑草の根を切るための道具なのだそうです。
まだ若い彼が「あれを半日も押したら、僕でも足がパンパンに張りますよ」
それを、苦もなく押している男性は、70代も後半かもしれないと見えるのです。
日本の農業を支えているのは、まさに元気な高齢者なのです。
それが絶えると、田畑が一気に宅地に変っていく・・・・
私ごときが、かれこれ言える立場ではないのですが、日本の未来は危ういぞ!
と思わずにはいられません。

ここが茅葺き音楽堂です。
普通の古民家ですが、日を決めて、
日吉町に住む国際的なピアノデュオ、ザイラー夫妻が春と秋に演奏会を開催するほか、ピアノデュオコンクールなども開催されている。とのことです。

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入り口には、こんなエンゼルがお出迎えです。
眼鏡を掛けさせたのは誰なんだ!!
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仲良し兄妹のようでしょう?
初めて会ったのに、赤ちゃんはお兄ちゃんお姉ちゃんにすぐ懐いてしまいました。

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おっちゃんの手の中に収まると、こんな大きさです。

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可愛いでしょう!!
私も抱かせて貰いましたが、ううう、7ヶ月で、はや8キロ・・・
ああ、もう子守のお役にも立てそうにありません。
筋トレをして、次に会いに行く時に備えますね。

この子達が安心して生きていける世の中にするのが大人の責任だと思わずにはいられません。

カエル気分でございます

カエル気分って?
梅雨が大好きなカエル君だから?

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いえいえ、やっと自分の世界に帰ってこられた気分がするからです。

先日、一夜のライブを終えることが出来ました。
なんといっても、駆けつけて下さった、お友達のお陰です。
本当に有り難うございました。

今回、私は、すごく悩んでしまいました。
私一人のライブではないので、メインの方に失礼があってはならないと・・・

フランスじゃないのだから日本語で歌うべきだ、という意見をお聞きして、頑張って練習してみたのですが、歌えば歌うほど、自分が嫌になって、どうしようもなくなりました。
もう、ほとんどこれは病気だあ~・・・

で、結局、一番だけを日本語歌詞で歌ってみた1曲と日本の歌を1曲選びまして、後はフランス語だけで歌わせて頂きました。

申し訳ないけれど、仕方ないです。
でも、私には、フランス語の歌詞を、日本語にしてある歌は、どうしても同じ歌に感じられなくて、歌にならなかったのです。
もちろん、プロの方なら出来る事なのかもしれません。
でも、私は、歌が好きなアマチュアにすぎないと、よくよく分りました。
それでは、来て下さったお客様に失礼ではないか!!とお叱りを受けそうですが、一応、精一杯頑張ったと言うことで、許して貰うしかありませんね。

これからは、本当に自分が納得出来る歌、心から歌いたい物しか歌ってはいけない。
それも、人様に迷惑を掛けないように・・・

残り少ない人生、もうかれこれ悩むことはお終いにいたします。

で、今の気分はというと
ふんぞりカエルかな?

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カリメロ脱出を目指しています

ブログを書けない日が続いています。
この筆者は、本当に「小さな魚」の心臓の持ち主で、つまらぬ事で、しばしば、身動きできなくなってしまうのでありました。
そんな性格にピッタリのキャラを、7日の授業で教えて貰いました。

カリメロというキャラクターです。

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もともとイタリアの漫画だったのが人気が出て、日本でもアニメで放映されていたとのことですが、その頃は、私はお子様番国の時間にTVを見る余裕がなかったのだと思います。

この番組、始め1974年当時は、ひよこなのに色が黒くて虐められるという設定だったそうですが、1992年のバージョンは、みんなを引っ張って行くヒーローキャラになってたとか?
そういうのって、変えすぎでは・・・と思うのですが・・・

クラスのみんな、そして先生も、よく知っているのに、カリメロを知らないのは私だけか?
TVアニメの話題では、時代の違いを、シミジミ感じるのでありました。
だって、私は、鉄腕アトムの世代ですものね・・・

でもまあ、落ち込んで、ウジウジしているカリメロ君になんだかすごく親近感を感じました。
泣きながらでも生きていくのが人生さ・・・なんて・・・

が、しかし、ひよこは何時までもひよこではない。
殻を振り払って、生きていくしかないのです。
頑張れ!カリメロ!!

長い混乱の時を過ごしている私も、もう少しで、そこから這い出せそうな気がしています。

梅雨が晴れた頃には、きっと、復活出来る事を期待して・・・

では、次は、元気な記事で、お会いできますようね・・・