猫の手でも、無いよりまし

 今年は例年より、雪の降る日は少ないような気がしますが、17日の夜からしんしんと降り積もった雪が18日の朝には、めずらしく大雪と成りました。

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この街に引っ越してきて20年近く経ちます。
初めての年は、雪が嬉しくて、バルコニーで雪だるまを作って、お子様モードでひとり喜んでいたものです。
が、しかし、もうそんなエネルギーは尽きてしまいました。
いつの間にか、心も老いが忍び寄ってきているようです。

まあそれはともかく、雪が晴れて欲しいと願っていたら、この大雪は一日で止んでくれました。
ああ、良かったと胸をなでおろしたのでした。
というのは、21日から関東方面に出かけなくてはいけなかったからです。

行く途中、小田原付近で新幹線の窓から見えた富士山です。

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12月にも車窓から見た富士山を、またもや1月に見ることが出来ました。
毎月富士山を見る・・・これは縁起がいいのかな?
もっとも、新幹線の車内販売のお姉さんは、毎日毎日、見ていることでしょうから何てこと無いのでしょうが・・・まあ、気は心、吉兆としておきましょう。

今回の目的は、年明けに急遽、入院手術となった親戚の手伝いです。
昨今の病院は、手術後の退院が、すごく早いのです。
次に手術を待つ患者が控えているからだと思いますが、傷がふさがったらとにかく退院しなければいけないのです。
それでは、一人暮らしの患者は、自宅に帰されても一人で身の回りのことを出来ないのです。
手術は行き届いているのですが、後のケアを家でどうしたらいいのだと患者はすごく不安を抱えたまま病院を出なくてはいけません。
今までは、誰か家族が家にいて世話が出来るということが当然の前提としてありました。
しかし、もはや、そういう複数家族の形は日本から消えかけています。
入院だけでなく、高齢者の退院後のケアについても公的機関で考えなくてはいけない時期に来てると思います。
至れり尽くせりの手術が無事終わり、帰宅した後で自宅で冷たくなっていた・・・
なんて事になりかねません。


戦後民主主義の中で、封建的な大家族制度から、個人の自立を勝ち取って、若者は小さなマイホームを建て、小さな《我が家の幸せ》を謳歌した時代がありましたね。

私の頭の中に、なぜか、小坂明子の《あなた》という歌が浮かんできました。

~~~~~~~~~~~
もしも、わたしが家を建てたなら~
小さな家を建てたでしょう
大きな窓と、小さなドアと
部屋には古い暖炉があるのよ
~~~~~~~~~~

たしか、こんな歌でしたよね。

それにしても、大きな窓に小さなドアとは、すごくバランスの悪い家なのではないかしら?
その上、新築の部屋に、古い暖炉かあ~
ちょっと、どんな家か見に行きたくなりますが・・・・

まあ、それはいいとして、私達は、小さな幸せを求めるあまり、なにか、大きな社会の連帯感を喪失してしまったのではなかろうか?
この頃、そんなことを考えてしまうのです。
まあ、失ってしまった物を嘆いても仕方がないのですが・・・
気が付いた人は、また考えて、新しい何かを創っていけばいいのです。

ただ、そんな時代の波の中で、一番割を食っているのが、大正から昭和初期の女達ではないかと言う気がするのです。
大家族の嫁として仕え、自分為にということを捨てて生きるしかなかった世代。
そうして育てた子供達からは、お母さんは自分を持っていないと言われてしまう。
自分の意志を押さえ我慢しつづけて、私は一体何だったのと訴えていくところもない。
それでも、まだ自分の事より、子供に迷惑はかけられないと心を悩ます。
そんな心優しい世代が、浮き草のように行き場を失ってしまう時代が来ているのです。

まあ、私などはわがまま一杯に生きてきたので、どうなろうとも自業自得と思っておりますが、忍耐一筋で戦後の時代を生き抜いていた結果がこれか!
それはまた、3.11の後、進まぬ復興の中で、じっと堪え忍んでいる東北の姿とも重なって感じられるのです。

国会では、「経済世界一を目指しましょう!」と声を張り上げていますが、それで一帯どうなるのでしょうか?
幸福度世界一を目指して欲しいと思うのですが、そんな発想はあの、お坊ちゃま総理には、望むべきもないのでありましょうね。

などと、とりとめもなく考えていたのでした。

ああ、そうそう、何が猫の手かと言いますと、私のお手伝いは、まさに猫の手ほどの役にしか立たなかったということであります。
しかし、出来の悪い介護人がいると病人が奮起すると言う効果はありました。
こんな人に任せておいては、ちゃんとした物も食べられないと思うのか、横について、料理を教えてくれましたので・・・・元気復活!!これは猫の手効果?怪我の功名でありました・
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ご馳走クイズ

続いて、先生が作成してくれたご馳走クイズに挑戦です。
Le quiz gastronomique de janvier 2013
a, b,c の中から正解を選びましょう!
1,
Le Paris-Brest est une pâtisserie d'origine français, toute ronde avec un trou au millieu, composée d'une pâte à choux fourée d'une créme mouseline pralinée,garni d'amandes effilées.C'est un pâtissier de Saint-Germain, Louis Durand,qui l'a inventé 1910. Pour cela:
パリ・ブレストはフランスで創り出された、中央に穴のあるまん丸のケーキです。細かく切ったプラリーヌを混ぜ泡立てたクリームを詰めたパイの皮に、アーモンドの薄切りを飾ったもので出来ています。それはサンジェルマンのケーキ職人、ルイ・デュランが1910年にそれを作った。それに関して
プラリーヌとは(こんがり焼いたアーモンドにカラメル状の砂糖を絡めたもの)

Le Paris-Brest  見た方が分ると思います。

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A
Il a été inspiré par la course cycliste entre Paris et Brest créée en 1891 et a donné au gâteau une forme de roue de bicyclette, qui peut faire jusqu'à 50 centimètres de diamètre.
彼は1891年に創られたパリ・ブレスト間の自転車競技コースによってインスピレーションを得た。そして、その菓子を自転車の車輪の形で直径50センチまで作る事が出来た。
B
Louis Durand a visité le Japon en 1909 et il a été très impressionné par la Grand' Roue du lac Biwa, près de Katata. Quand il est revenu en france, il a conçu un gâteau en forme de grand'roue.
ルイ・デュランは1909年に日本を訪れ、堅田の近くの琵琶湖の大きな丸い形にとても印象を受けた。フランスに帰った時、彼は大きな輪の形の菓子を作った。
C
Pour inaugurer la nouvelle ligne de chemin de fer entre Paris et Brest, la SNCF a organisé un grand concours de pâtisserie dont le thème était la train,le rail et la Normandie. Louis Durand a donné la forme d'une roue de locomotive à son gâteau et a gagné le premier prix.
パリ・ブレスト間の新しい鉄道路線の開通式をする為に。フランス国有鉄道はテーマを列車、レール、ノルマンディとしたお菓子の大コンクールを企画した。ルイ・デュランは自分の菓子に機関車の車輪の形を与え、そして一等賞を獲得した。

答えはA 詳しく知りたい方は下記でどうぞ
 http://fr.wikipedia.org/wiki/Paris-Brest
堅田の近くの琵琶湖という設定は、私へのサービスでしょうね。Merci Antoine!
去年したクイズの、シュクルートの語源は何かという授業を思い出しました。あの時、先生は、可笑しさを我慢するために涙を流していましたね。ああ、なつかしい。

2, gibier(ジビエ)について
  (飼育されたものでなく狩猟で捕獲した料理の為の鳥獣とでもいうのでしょうか?)
A 
 La grande saison du gibier en France est l'été.
 On Chasse surtout le sanglier, le canard et l'ours fin juillet.
 フランスにおけるジビエの最大のシーズンは夏です。
 7月の終わりに、主に猪、鴨、熊を狩ります。

B
 On mange souvent le gibier "faisandé",c'est à dire plusieurs jours après sa mort.
C'est bien meilleur que de la viande fraiche!
私たちは"faisandé"(少し腐って食べ頃になった)物を良く食べます。それは獲物の死の何日か後と言うことです。それは新鮮な肉よりも、もっと美味しい。
C
Si on tue un sanglier, une biche ou un autre animal sauvage avec sa voiture, on peut le ramencer en ville et le vendre très cher aux services de la mairie ou aux Eaux et Forêts.
 もし、私たちが猪、牝鹿もしくは他の野生動物を車で殺したら、街へそれを持ち帰って行政の係または林野庁に高い値で売ることが出来る。
答えはB
ああ、可哀相に!
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でも、こうなると、美味しそうに!と人の気持ちは変るのです。

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私は、ジビエの季節は春夏を避けるのではないかと思ったのです。
なぜならば、子育ての季節は、野生生物を保護するために遠慮するのではと思ったのですが、理由は、冬に備えてしっかり食べ、獲物が脂肪を蓄めて美味しくなるから秋とのことです。
それに日本では、熊も食べていたようですが、フランスでは熊はジビエの中に入っていないとのこと。
ピレネーの辺りには出没すると説明してくれていたような気がします。
けれど、全面的に見かけないのでしょうかね。
車で野生動物をはねて殺した場合、行政に届けなくてはいけないけれど、もちろんお金は出ません。保健衛生のため必要とのことでした。

3, 魚についての問題です
A
Les Français ne mangent jamais de poisson cru.
フランス人は生の魚を絶対食べない
B
En France,on mange parfois des harengs marinés au vin blanc et aux herbes.
 フランスでは、白ワインと香草につけたニシンのマリネを時々食べる。
C
Le rollmops est une recette du sud de la France. Il s'agit de poisson fumé au bois de cept de vigne.
 ロールモップスは南フランスのレシピです。cept de vigne(葡萄の種類)の樹で燻製した魚という意味です。

答えはB
フランスでも、日本料理店は多いし、刺身も食べられています。
Bの harengs marinés (ニシンのマリネ)、家庭的なお料理ですね。

130112-11Harengs_marines

C rollmops(ロールモップス)はニシンのおろし身の酢漬けで、薄く切ったタマネギやピクルスをロール状に巻いてようじで止めたもの。オランダ、ドイツ、北欧などの名物料理だそうで、南フランスではない。
まあ、野菜のニシン巻き。琵琶湖の「鮎巻き」と勝負というところでしょうか?
130112-16Rollmops

cept de vigne(葡萄の種類)とは、とても変った形の葡萄に樹だそうです。
美味しいワインなのでありましょう。
どんな樹かというと・・・・この木なんの木、気になる木と言いたくなる木です。

130112-20Cep-de-vigne

4.Profiterrole (プロフィットロール)
A
Les profiteroles sont un dessert d'origine française à base de liqueur d'orange( Grand Marnier) et de pistaches grillées. On sert traditionnellement ce gâteau le 6 janvier.
プロフィットロールはオレンジリキュール(グランマニエール)と焼いたピスタチオをベースとしたフランスで創られたデザートです。このお菓子は伝統的に1月6日に出されます。
Grand Marnierはリキュールの種類かしら
130112-17Grand-Marnier
B
Les profiteroles sont une pâtisserie créé par un banquier hollandais qui voulait faire beaucoup de profit en vendant des voitures anglaises, par exemple des Rolles.
Au début, le gâteau s'appelait profit-rolls, puis on a francisé son nom en "profiteroles".
 プロフィットロールは、英国の自動車(たとえばロールス)を売ることで多くの利益を得ることを望んだオランダ人の資本家によって創られたケーキです。始め、その菓子はプロフィット・ロールスと呼ばれていた。次に私たちはその名を「プロフィットロール」とフランス語化しました。
C
Profiterole vient du mot "profit"et désignait, à l'origine,un petit cadeau fait aux domestiques. Il semblerait que, dans nos campagnes anciennes,les profiteroles n'étaient que de petites boules de pain qu'on sevait avec la soupe ou avec une sauce salée. Maintenant,c'est un chou fourré à la glace à la vanille et nappé de chocolat chaud.
プロフィットロールは《profit 利益・利潤》という言葉から来ていて、元々は使用人にするちょっとしたプレゼントを意味していた。昔の田舎でプロフィットーロールはスープか辛いソースと一緒に出された小さなパンににすぎなかったと思われます。今では、それはバニラアイスクリームを中に詰め、熱いチョコレートをかけたシュークリームです。
答えは、Cです
130112-12profiterole

冷たいアイスと、熱いチョコ・・・
食い気一筋の私は「すぐに食べないと行けませんね!」と叫んでしまいました。
勉強だと言うことを、すっかり忘れておりました。

5,truffe  トリュフ
A
La truffe est un chocolat fondant enrobé de poudre de cacao.
 トリュフはカカオの粉でコーティングされた口溶けの良いチョコレートです。
B
La treuffe est un champignon très recherché qu'on trouve dans la terre à l'aide d'un cochon ou d'un chien.
 トリュフは、人が豚または犬の助けを借りて土の中から見つけるとても探すのが大変なキノコです。
C
La truffe est la nom du nez du chien.
 トリュフか犬の鼻という名詞です。

答は A,B,Cとも正解です!!
左からチョコレート キノコ 犬の鼻

A  130112-15truffe2  B  130112-13truffe1  C  130112-14truffe3

6, mille-feuille ミルフィーユ
Un mille-feuille ou millefeuille est une piéce de pâtisserie faite de trois couches de pâte feuilletée et deux couches de créme pâtissière. Le dessus est glacé avec du sucre glace ou du fondant. On peut y ajouter de la confiture ou des fruits, Il aurait `été créé par François Pierre de La Varnne qui décrit dans son "Cuisinier françois" en 1651.
ミルフィーユは薄い層を何枚も重ねたパイ生地の三つの層とカスタードクリームの二つの層で出来たケーキの一切れです。表面は粉もしくは溶かした砂糖で照りをつけるられています。ジャムや果物を付け加えることも出来ます。それはフランソワ・ピエール・ド・バレンヌによって、1651年に彼の店「"Cuisinier françois" 料理人フランソワ」で作られたらしいと語られている。

130112-18Mille-feuille

A
Selon la méthode traditionnelle de préparation de la pâte feuilletée, en six étapes de pliages en trois, le mille-feuille comprte 729 paires de feuilles.
薄い層を重ねたパイ生地の準備の伝統的な方法によれば、三つ折りにして6工程繰り返し729対の層から成る。
B
Le mille-feuille traditionnel comporte bien-sûr 1000 feuilles de pâte.
ミルフィーユはもちろん千枚のパイ生地から出来ている。
C'est en automne qu'on mange ce gâteau , quand les feuilles des arbres commmencent à tomber dans la farine et le sucre. 
 この菓子を食べるのは秋、木々の葉っぱが粉と砂糖のなかに落ち始める。

答えはAです。

何と手間の掛かるお菓子でしょうか!
畳んで畳んで、また畳んでの繰り返しです。そこで何層にも成るので、mille(千)feuille (葉)という名前が付いたのでしょうね。
フランス語の発音では、ミルフォイユが近いです。けして、ミルフィーユと言わないでください。
mille fille(千人の娘)となります。
デザートにはむかないと思うのですが・・・・

目に親切な器械とは?

お正月も開けて、さあ、2013年の授業が始まりました。
お正月休みというのは、日本的、とういか東洋的なのでしょうね?
ヨーロッパでは、三が日は休みとかないのかな?
「皆さんどうしてましたか?」
家族でお正月を祝った人、神社にお参りに行った人、近くの山に登った人、毎晩遊び歩いて、昼夜逆転してしまった人・・・・色々あったようです。
先生はおっしゃいました。
「私は新しい日本語を学びました。それは、寝正月。C'est très bien!」
そしてたっぷり読書をしたそうです。
昔と違って、本屋さんに行かなくても、インターネットでダウンロードして本を読むことが出来る時代となったのです。
でも、パソコンで読んだら、目が疲れて涙が出て、もう画面を見ることが出来ないので
Liseuse なる物を買ったそうです。
私は聞きました「それって何?」
kindleの事だそうですが、分りますか?
liseur , liseuse には読書家という意味もありますが、
女性名詞 une liseuse だと、もともとは、ブックカバーとかしおり兼用のペーパーナイフという意味があったようです。
これも、きっと、まだ辞書を探しても出てこない新しい言葉となるのでしょうね。
私は「それは目に優しいですか?」と言うつもりで聞いたのでした?
《C'est gentil pour les yeux ?》
それは目に親切か?
さすが、日本に住むことの永い先生は「セサ、セサ」(そうそう)と分ってくれました。
でも、そんな言い方はしないよと教えてくれました。
《Ce n'est pas fatigant pour les yeux?》
それは目を疲れさせませんか?

では、その器械のことは、日本語で何というのだろう?
ネットで調べると、電子書籍リーダーという物らしいです。
キンドルとかコバとか色々名前があるようですが、本を読むためのモバイルというような物です。

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夏目漱石や、与謝野晶子の源氏物語などが(著作権が切れてるからでしょうね)無料でダウンロードできるのです。
後20年ぐらいしたら、紙の本は無くなって、このような物が文庫本の代わりになるのでしょうかね?
まあ、そんな時代を私は見ることが出来るかどうか分りませんが・・・


さて、この日は、授業の後、新年会と言うことで昼にレストランに行くことになっていたせいかどうか分かりませんが、ご馳走の話に終始しました。
「ノエル(クリスマス)や正月に食べるものを挙げて下さい。」
もちろんフランスでということです。
クリスマスと言えば、あの有名な「マッチ売りの少女」が夢に見た(と思うんですが)鳥の丸焼きと思ったのですが・・・

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残念、はずれでした。
特に祭りだからと言って食べるほどのものではないそうです。週末のご馳走くらいだそうです。
しかし、私は、クリスマスにフランス人が、どんなものを食べるのか実は知っていたのです。
なぜなら、ワサブローさんがクリスマスライブで話していたからです。
「フランス人はクリスマスには、だいたい牡蠣を食べます。それも1人1ダースぐらい。そして、もっとリッチな人達は、キャビア、フォアグラ、オマール海老なんかを食べますねん。」と、とても興味深い話をしてくれました。

もっとも、フォアグラやキャビアは、それ自体を食べるのでは無くって
Des plats à base de foie gras.
フォアグラをベースとした料理
まあ、それはそうでしょう。
ガチョウの肝臓の塊の丸焼きなんて、気持ち悪くて食べたくない!
肉食系ではない私は、見ただけで気持ちが悪くなりそうです。
それにしても、全部コレステロールの塊ですよね。
生牡蠣、フォアグラ、キャビア
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それにオマール海老とスモークサーモン。
昔、スモークサーモンは高くて普通には食べることが出来なかったそうです。
130112-07Homard 130112-19saumon_fume


お菓子は、もちろんブッシュ・ド・ノエルです。

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授業の始めから、お腹がすいて来そうでした。


カンタとおかずの関係は?( quant à 、 au cas où)

仏語クラスの皆様、お正月休みを楽しく過ごし、前回の授業(つまり去年)のことはすっかり忘れてしまった頃ではありませんか?
暇人の私は、年末の紅白も見ずに(面白くないんですもの)、いつものように復習で呻吟しながら年を越したのでありました。

少し思い出させてあげますね。
まず先生は言いました。
Une vague de froid va venir après-demain.
明後日、寒波が来るようだね。

疑い深い私は、 寒い波(Une vague de froid )という表現をフランスでも使うんですか?
と聞きました。
やっぱり、寒波って言うそうです。
そんな話の入り方で、スキーの話題になりました。
私が前スキーで怪我をして切ったのは 
des ligaments croisés(十字靱帯)
《C'est très classique ça.》ああ、よくやるやつだね

クラシックは古典という意味だと思っていたので、なんで、ここでクラシックなんだろうと思ったのです。
がクラシックには「よくあることだ」という意味もあるようです。
そして、フランスのスキー場の話になりました。
une station de ski (スキー場)
先生が初めてスキーをしたのはドイツに近い les Vosges(ボージュ)だったそうです。
フランスのスキー場は傾斜のきついのが一般的で、スキーの後気分が悪くなったとのこと、私向きではありませんね。
フランスの山脈を教えて貰いました。
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5のピレネー、6のマシッフ・セントラルは南の方ですが寒いので、長い期間ではないがスキーが出来るとのことでした。
ボージュの横には、黒い森と呼ばれる一帯がある。
なぜ、黒い森なんですか? 私は、やっぱり尋ねてしまいます。
樅とか松とかの針葉樹林の森で暗い感じがするので、黒い森なんですって。
conifère(毬果植物)
kyuuka1
実が円錐形ということからきている言葉のようです。
còne(円錐体) un cône de pin (松毬マツボックリ)
une forêt de conifère (針葉樹林)
4のジュラは、高度は高くないけれど、フランスで一番寒い地方だそうです。
最低温度のレコードがあるとのこと、さて、何度だったんでしょうね?

次にスキー場の利点、欠点をという事になり。
ネガティブ・・・樹木を切って森林が破壊される、そして水の問題もある。温暖化して雪の量が減っているので、人工池を作り、大量の人工の雪を作るのに、水を使う、環境問題。
ポジティフな事は?
スポーツが出来る。
スキー場には旅行者やスキーヤーが来て、そこの住民に仕事が出来て経済が活性化する。

フランスには小さな村が多いので、夏の間は羊や雌牛の世話をして、ヨーグルトやチーズを作るので問題は無いが、冬には仕事がない。そこで、冬場はdes berges(羊飼い)やdes éleveurs (家畜の飼育者)はスキー場で働く。
C'est saisonnier(季節労働者)

Il ont 2 taravails, un travail d'été , ils s'occupent des moutons comme Heidi.
彼らは二つの仕事を持っていて、夏の仕事は、ハイジのように羊の世話をする。
怪しい聞き取りですが・・・・アルプスの少女「ハイジ」が出て来た!
ハイジの綴りが分らなくて、後で探しましたよ。
121222-f08
このアニメは日本ですね。

そんな話をした後
Nous avons fait l'exercice 5 page 78 du cahier d'exercices.
(75ページの練習問題に入ったのです)
同音異義語・・・発音は同じなのだけれど意味の異なるというものです。
授業を休んでいた皆さんも、ほぼ確実に自分で出来ると思いますので説明は省きます。
しかし、4の問題で 先生は quant à (カンタ)の使い方を丁寧に説明して下さいましたので、それを紹介します。
練習問題の文章
Quant aux histoires qu'il raconte, je n'en crois pas un mot.
彼の語ることに関しては、私は一言だって信じない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
辞書petit Royalによると
quant à  (カンタと発音します)
~に関して言えば、~はどうかと言えば(主題を導入する)とあり、例文として
Quan à son caractère , je le trouve très simple.
彼の性格はどうかというと、大変あっさりしていると思う
このように簡単に紹介されていて、ああ、そうなんだと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここで安心してはいけないのです。
先生によりますと、いくつかの例を挙げて、だいたい二つの例を挙げそれから主題に持って行く使い方が一般的だそうです。(もっと多くても可だそうです)
そして、Eメールや手紙で、よく使われるとのことです。

例えば、
①Miho écrit avevc un crayon,②Fumi écrit avec un stylo, quant à moi③ j'écris avec un feutre.
ミホは鉛筆で書く、フミはボールペンで書く、私はどうかというと、フエルトペンで書く。
①②を引き合いに出して③に持って行くという具合です。

もっとわかりやすい例をと先生は考えてくれました。
Après le ski (スキーの後)
Les Allemands ,ils mangent un choucroute et ils boivent de la bière.
ドイツ人は、シュクルートを食べビールを飲む。
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Les Japonais, ils vont au ONSEN et ils mangent le Nabe.
日本人、彼らは温泉に行き、鍋を食べる。
温泉の写真が後になってしまいましたが、喰ってから入るか?温泉に入ってから喰うか?
日本人にとっては、大きな問題であります。
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Quant aux Français ,ils boivent un vin chaud et ils mangent une fondue.
フランス人はと言うと、熱いワインとフォンデュを食べる。
vin chaud (バンショウ)砂糖やシナモン、フルーツを入れて暖めたワイン、日本で言うと卵酒かしら?
体を温めるために、冬に個飲まれる飲み物です。
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「僕は実際のところは知らないけれど 多分そうだろうとイメージしました」
との事ですが、さすが、日本人について、よく分ってますよね。
ああ、野沢温泉に行って、ゆっくり温泉に浸かって鍋を食べたいなあ~。

なんと言っても、食べ物には、お国柄が出ると思いませんか?
文法の話が、すっかり頭から飛んでいきそうです。

そこで、賢い生徒から質問が出ました。
「C'est pareil au cas où?」
それはオカズと一緒ですか?
au cas où
前に説明して貰ったはずななのに、何だったっけ・・・・?
出てこない!!!
私の頭の中では、元気なカンタ少年が、弁当のオカズが梅干しだけでも頑張るぞ!
と叫んでいる、健気な姿が浮かぶだけだったのです。
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オカズがない・・・・いや、オカズが出てこない。
辞書で調べたら
au cas òu
もし~ならば、~の場合には= Si (もし)
ですから、意味としては一緒だと思います。
けして、弁当ではないと改めて思いました。

と、ここまでで1時限目のお話は力尽きてしまいました。

2時間目も知りたいですか?

2013年・正しい1人正月をと思ったのですが・・・

明けましておめでとうございます。
今年も、ぼんやりうっかりの一年になりそうですが、まあ、それでよし!
のんびり暮らして、まずは肩こりを無くすのが今年の目標です。

さて、正月です。
必要のないものは捨てよう!と思い、年末に押し入れの上のもの入れを少し片付けました。
なんと、もう15年ぐらい使っていない、朱漆のお正月セットが出て来ました。
つまり一人暮らしでは絶対使わないと言うことです。
なぜなら、毎年正月は、何も作らないをモットーとしてる私です。
ボーッと起きだして、いつものようにトーストと牛乳で済ますの例年なのですが、なぜか、突然、ムラムラと思いがわき上がったのであります。
「ひとりのお節を、やったろやないか!」
まあ、なんと下品な言葉使い・・・わても、すっかり関西人になっとりまんね。

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で、大晦日に、ドタバタと重箱に詰め合わせてみたのです。
まあ、いい加減なものばかりですが・・・・
しっかり見ないようにね。
鶏肉と野菜のすまし汁が、我が家の雑煮だったと思うんだけど・・・

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お屠蘇も、前の晩に仕込みました。
伏見の銘酒、玉の光に屠蘇散を浸していたのです。
ああ、薬臭い! そのまま、飲むべきであった!
一番大きい杯になみなみと注いで、飲み干すと、すっかり酔っ払ってしまったのであります。

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その結果、すっかり眠くなって、お昼まで、こたつでダウンしてしまったのでありました。
しなれないするものではありませんね。

だって、午後からは、例年のように、我が友であり、母代わりでもある友達の家に押しかけて、本当のお節を食べさせて貰ったのでありますから・・・・
Mママの栗きんとん、いつもながら絶品でありました。

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そして翌二日は、やっぱりMママの所で、これも毎年恒例の、鰤パーティーをいたしました。
五島列島から届いたばかりの鰤を、ドーンと山盛り食べるのであります。
カメラを忘れて行ったので、携帯で映したら、いささかピンぼけでありますが、生きの良い刺身の山を見てください。

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久しぶりに家庭の賑わいに浸りました。
小学生軍団4人と、保育園一人の、組んずほぐれつの中で、大人達はビールを酒をワインを飲んでワイワイ食べる。
ああ、これが家庭の味だ!
こんな風景が見られるのは、正月だけになってきましたね。
日本では、1人、もしくは2人の家が、4人家族よりも、むしろ多くなっているとか・・・

まあ、1人も良し、大勢も良し・・・・
友達に面倒を掛けますが、お陰様で今年も何とか生きていけそうです。

2013年物忘れ始め

2013年の元旦、快晴に恵まれた気持ちの良いお正月となりました。
私、今年は何故か、正しいお正月を過ごそうという気持ちに目覚め、お屠蘇、雑煮、お節という、伝統的雰囲気で元日を過ごすことにしたのでありました。
それはどんなかというと、こちらでどうぞ。
http://ouest-lac.jugem.jp/?eid=447

もちろん、次にやるべきは初詣でございます。
ちょうど友達から電話が掛かってきて、神社で合流しようと言うことになり、例年通り、神田神社に向かいました。
歩きながら思いました。
「今年は、欲の深いお願いなどしないでおこう。神様だって、東北の復興や、世界のあっちこっちの問題で忙しいよね。せめて、この一年、健康で過ごせますようにと頼んでおこう」
いやあ、我ながら謙虚な新年の出だしです。

そして、到着したご近所の神社でございます。
なぜか晴れ着を着たキティーちゃんがお出迎えです。

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例年、ポツリポツリと参拝者が来る、片田舎なのですが、何故か行列が続いていたのでした。

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「ちょっと~!滋賀県の人口、もしかしたら増えたのかしら?」
と喋りつつ拝殿の前まで来て
「ありゃ、お賽銭を持ってくるのを忘れちゃった!」
バックに札入れは入っていたのです。でも小銭入れを忘れてきておりました。
札びらでお願いするほどの、お願いではないので
だって、賽銭を入れる箱が三カ所もあるんですもの・・・
「明日、出直してきます。」と神様に言い訳してましたら、横にいた友達が貸してくれました。

さっそく、今年第1発の忘れ物と借金でした。
去年も、右を向いては眼鏡を忘れ、左を向いては鞄を忘れという一年を過ごしたのです。
にもかかわらず、これでは今年の運命も、おおかた決まったようなものですね。
ええい、どうにでもなるがいい・・・・
今年は、まさに出たとこ勝負で行ってやるぞ!
何が起こっても.慌てませんようにとお祈りいたしましょう。
お守りを買っても、これでは、神様も守りようがないだろうと思って、今年はお守りは買いませんでした。
がしかし、お守りにも流行があるのでありますね。
ウルトラマンとキティーちゃんは、前から知っていましたが・・・

130101-06
今年はこれだ!
ジュエルペットという新顔のお守りが出ておりました。
130101-00

この世の中、お子様ムードであふれかえっております。
現世がこんななら、成仏して極楽にたどり着いても、お出迎えがAKB装束、もしくは秋葉メイド喫茶風ギャル天女だったりして・・・と思ってしまいます。

そんな雰囲気は、私の好みではないので、まあ、今年も、ここで(現世で)過ごすつもりでおります。
と言うわけで、今年もよろしくお願いしますね。