雨の日のミステリー・その謎は私が解く
26日は雨でした。午後になるにつれ雨脚は強くなってきました。
冬の雨ほど、気分の重くなるものはありません。
重いからって、どう出来るわけでもないのですが、私は、重苦しい気持ちで窓の外を眺めながら
「今日はそれでも、午前中けっこう歩いたよね」と思いつつ、携帯電話の歩数計の画面を眺めました。
携帯電話で、その日歩いた歩行数、距離、消費カロリーまで分かるのです。
見れば、6千歩ほどでした。ん?、たったこれだけ?
そんなはずはない。
私の頭の中でたどった行程はと言うと
自宅→病院A→薬局A→病院B→薬局B→自宅
これならば、絶対8千歩は以上歩いているはずなのです。
これは、おかしい、何だ?大きな謎が生まれたのです。
ゆっくり考え直すと、突然思い出しました。
私は家を出かけた時徒歩ではなかったのであります。自転車を使っていたのでした。
でもすっかり忘れて歩いて帰ってきていたのでした。
これで、ミステリーの謎は解けました。
でもまあ、毎度のこととは言いながら、また記憶を飛ばしていたのでした。
始めからの道順をたどって探しに行くと、病院の前に、雨に打たれながら、私の愛車が淋しく佇んでおりました。
ごめんなさい。私の可愛い自転車君。
私は、この病院の帰り、深く物思いに耽ってしまったので、君のことを忘れてしまっていたのです。
私は、何ていけないお母さんなんでしょう!
と、突然、反省する母性愛溢れる母親気分になってしまいました。
しかもその後、駅前の駐輪場の前を通り、写真まで撮りながら思い出さなかったのです。

これは、駐輪場前に並べてある、事故よけの防護用具とでも言うべきものでしょうか?
自転車一台なら、無理なく通れる間隔でおいてあるのですが、運動神経の鈍い私は
「通れるかしら?」とひるんではぶつかりそうになるなるのです。
恐れなければ通過できるところを、自分から落ち込んでいくという、本当にどんくさい性格なのです。
私のこの所の体調不良の原因は、しょせん、このくらいのものに過ぎないのだなあ~
と思いつつ歩いていたのでした。
人生の最後の通過点も、この自転車置き場のガードと変わりはないのです。
でも、それを上手に通過できるかと、すごく気に病んでいる自分がいるのです。
まあ、心配しようがしまいが、生あるものは全て死ぬのだから、気にしなければ良いのです。
しかし、そこが、人それぞれの性格で、「人様にご迷惑をかけてはいけない!」とパニックになってしまったのです。
そんなことをお医者様に話しても仕方が無いので、この数ヶ月の体の異常を訴えました。
結果、抗うつ剤を試してみようと言う事になり、パキシル10mgを1錠ずつ服用することに・・・

薬に依存してはダメだという思いの一方、残り少ない人生なんだから、薬で楽に過ごせるなら、それで良いではないか?
私に囁きかける二つの声があります。
うるさい決めるのは私じゃ!引っ込め!
世界が火を噴き出したような、こんな時に、自分の事だけで手一杯の私なんて、なんというつまらない人間だろう。
と思ってしまいます。でも、そう思うのがいけないだ。
「ほっといてちょうだい」迷惑目線の犬。
この犬のように、今ここが自分の場所だと思って、ドデンと人生を生きたら良いのですよね。

冬の雨ほど、気分の重くなるものはありません。
重いからって、どう出来るわけでもないのですが、私は、重苦しい気持ちで窓の外を眺めながら
「今日はそれでも、午前中けっこう歩いたよね」と思いつつ、携帯電話の歩数計の画面を眺めました。
携帯電話で、その日歩いた歩行数、距離、消費カロリーまで分かるのです。
見れば、6千歩ほどでした。ん?、たったこれだけ?
そんなはずはない。
私の頭の中でたどった行程はと言うと
自宅→病院A→薬局A→病院B→薬局B→自宅
これならば、絶対8千歩は以上歩いているはずなのです。
これは、おかしい、何だ?大きな謎が生まれたのです。
ゆっくり考え直すと、突然思い出しました。
私は家を出かけた時徒歩ではなかったのであります。自転車を使っていたのでした。
でもすっかり忘れて歩いて帰ってきていたのでした。
これで、ミステリーの謎は解けました。
でもまあ、毎度のこととは言いながら、また記憶を飛ばしていたのでした。
始めからの道順をたどって探しに行くと、病院の前に、雨に打たれながら、私の愛車が淋しく佇んでおりました。
ごめんなさい。私の可愛い自転車君。
私は、この病院の帰り、深く物思いに耽ってしまったので、君のことを忘れてしまっていたのです。
私は、何ていけないお母さんなんでしょう!
と、突然、反省する母性愛溢れる母親気分になってしまいました。
しかもその後、駅前の駐輪場の前を通り、写真まで撮りながら思い出さなかったのです。

これは、駐輪場前に並べてある、事故よけの防護用具とでも言うべきものでしょうか?
自転車一台なら、無理なく通れる間隔でおいてあるのですが、運動神経の鈍い私は
「通れるかしら?」とひるんではぶつかりそうになるなるのです。
恐れなければ通過できるところを、自分から落ち込んでいくという、本当にどんくさい性格なのです。
私のこの所の体調不良の原因は、しょせん、このくらいのものに過ぎないのだなあ~
と思いつつ歩いていたのでした。
人生の最後の通過点も、この自転車置き場のガードと変わりはないのです。
でも、それを上手に通過できるかと、すごく気に病んでいる自分がいるのです。
まあ、心配しようがしまいが、生あるものは全て死ぬのだから、気にしなければ良いのです。
しかし、そこが、人それぞれの性格で、「人様にご迷惑をかけてはいけない!」とパニックになってしまったのです。
そんなことをお医者様に話しても仕方が無いので、この数ヶ月の体の異常を訴えました。
結果、抗うつ剤を試してみようと言う事になり、パキシル10mgを1錠ずつ服用することに・・・

薬に依存してはダメだという思いの一方、残り少ない人生なんだから、薬で楽に過ごせるなら、それで良いではないか?
私に囁きかける二つの声があります。
うるさい決めるのは私じゃ!引っ込め!
世界が火を噴き出したような、こんな時に、自分の事だけで手一杯の私なんて、なんというつまらない人間だろう。
と思ってしまいます。でも、そう思うのがいけないだ。
「ほっといてちょうだい」迷惑目線の犬。
この犬のように、今ここが自分の場所だと思って、ドデンと人生を生きたら良いのですよね。

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