ブリコレない私です

ブリコラージュ Bricolage とは、日曜大工と言う意味。
フランス人は、自分で内装に手を入れるのが普通だそうです。
動詞は、ブリコレ(( Bricoler )と言います。悲しいブリコレ物語でございます。

一昨日のことです。朝から風の匂いが変わりました。
日差しは強いけれど、風が爽やかです。そうだ、梅雨が明けて、夏が来たのだ!
夏のイメージ。水辺、麦わら帽子、スイカ、花火、風の吹き抜ける畳に大の字になって昼寝。
昼寝から覚めたら、両腕の内側に、赤いぶつぶつが出来ていました。
「これは、きっとダニだ!何とかしなくては!」

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今の住居に住んで、はや20年、始めの頃は、夏になると、カーペットクリーナを振って掃除機をかけ、熱いお湯で拭き掃除を必ずしていたのですが、ここ数年、掃除に立ち向かう気力が失せてきています。
ああ、これも、寄る年波のせいでしょうか?
その夜、友達と電話をしていて
「フローリングの工事を、そろそろしないといけないかなあ~?工事を頼むと、色々他の部分の工事も進められて、きっと高くつくだろうね。」
すると、彼女「そんなもん、自分でしたらいいやん!」と軽く言うのでした。
コーナンに行って、材料選んで、カーペットを切り取って張り替えたら良いのだと・・・・
彼女は、自分の家の中を、天井以外、全部自分で塗り替え、家具も、ほとんど手作りという人です。
私には、そう言う才能はありません。
カーペット一つでも、通販カタログを見て、「こちらは30センチ長すぎるし、こっちは小さすぎる」毎回、さんざん悩んで購入していたのです。
そして今年も、「和室に敷いてたゴザを外して、リビングに敷くには、25センチぐらい幅が広いからダメだ」と思い込んでいたのです。
そうか、幅が合わなければ、切ったら良いのだ!
私はこのとき、自分の人生において何が間違っていたかと言う事に、はっきり気がついたのでした。

出来合いのもので、自分に合ったものがない。それで、何も欲しいものを持てていなかった。
そうか、自分に合うものがなかったら、合うように作り替えたら良いのだ。
そうか、それで、今まで、自分に合う仕事、夫が見つからないと思い込んでいたのか!

まあ、今さら気がついても、手遅れの年頃ではあるのですが・・・一応、目から鱗でありました。

そんなこんなで、フローリングは先送りとしても、カーペットの掃除をしよう!という元気が出たのです。
そして思ったのが、スチームクリーナーが、あったら便利かも知れない!
ネットで、調べ出しました。しかし、購入しても、本当に使うかな?そんな時、一つの記事を見つけました。
スチームアイロンで汚れが落とせる。
ほう、これは良い。スチームクリーナーって、アイロンかけて、後から拭きするようなもんだからね。
と思って、チャレンジしたのですが、考えが甘すぎました。

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温度調整を、麻にしたら、くっきりアイロンの跡がつくのです、温度は絹と綿の間くらいがベストで、力をかけすぎてはいけない。
ほぼ、1m幅をアイロンかけたところで、このアイデアは放棄しました。時間が掛りすぎる。しんどい!
で、後は掃除機をかけただけで、ござを敷いたのですが、思い切って、縁を25センチほど切り取り、部屋の幅一杯に合わせました。

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TVも一人で、頑張って動かして、私としては、かなりブリコレ気分だったのです。
でもね、ゴザの端を切ってしまうと、ボロボロ、い草がとれてほぐれてしまいます。
縁取りテープを買って来て、貼り付けたら良いのがけど、とりあえずガムテープで留めておこう。
と私は思いました。このとりあえずが、もうそこから先にやる気が無くなってきてるのですが・・・

始めの30センチぐらいは、ピッタリ晴れたんですよ。でも、その先が、グチャグチャになってしまい。
見るも無惨な縁かがりになってしまいました。ホンマに不器用なんだから・・・・

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昨日、電話で話した友達が見たら、爆笑するでありましょうが、おそらく、私は、このまま冬まで過ごすと思いますよ。

机とパソコンも置き場所を変えました。
掃除機はしっかりかけたのですが、ダニが潜んでいそうな机の下に、畳用ダニアースを、20箇所ぐらい、針を差し込んで注入したのです。
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椅子に座ると、目にしみて、口の中まで苦くなるほど、薬が充満しておりました。

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ダニより先に、私が、あの世に言ってしまいそうです。一週間は、風を通さなくていけません。

ああ、やっぱり、ブリコレませんでした。
まあ、こんなのもで良しといたしましょう。
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祇園祭をスペシャル席で!シメはカレーです

暑い暑いと言いながら、夏が来ているのも忘れていた15日。
友達から祇園祭のお誘いが来ました。それもなんと山鉾巡行を観覧席で見ることが出来るとのこと。
祇園祭は7月の初めから28日までを指すそうですが、私は京都人ではないので、山鉾巡行の17日と、宵山がある巡航数日前を祇園祭だと思っているのです。
近年では、観光客のために、山鉾巡行も2週に渡って行われているようです。

これは行かなくてはと、張り切って行ってきました。
場所は市役所を後に、河原町から御池の角を、山鉾が人力でグイッと方向を変えるところもしっかり見ることが出来る特等席でした。

駅を出て地上に出ると、おお!・・懐かしい氷の柱が・・・
視覚から涼を呼ぶ氷の柱。最近見なくなりましたね。
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恥ずかしながら、観覧席なるものに座るのは初めての私です。
「人間長生きするものだわ。こんなエエ事があるんやから。」と思いつつ、座って受付で貰った袋を開くと、案内パンフ、和紙で出来た帽子、なんとビニールのレインコートまで入っていました。さすが、京都のおもてなしですね~。

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首を長くして待っていると、河原町の角で向きを変え、まず第1の長刀鉾がやって来ました。
ゆさゆさ揺れて、傾いで見えます。
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この鉾には、小さな男の子が、お稚児さんとして乗っています。
この準備をするのには、お父さんお母さんがいかに大変だったであろうかと思わずにいられません。
頑張る姿が、いとかわゆらしです。
これだけ着込んだら、クソ暑いでしょうに、泣かんと偉いわ!
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屋根上に二人、その下に囃子方の男衆、台車の上には音頭取りのお兄さんが二人。
まあ三階建ての建物を、人力で引っ越しさせているようなものです。
大変だ~~
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天気予報は、たしか雨60パーセントだったと思うのですが、なんとか空は持ちこたえていてくれてます。
しかし、雨支度もしっかりとしてあって、見物する方には、少しガッカリですが仕方がありません。

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用意をされた人達は、「降らないで~」と祈る思いであった事と拝察いたします。
この雨傘では、着物が濡れてしまいますよね。
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最後の方で、パラパラと小雨が落ちてきましたが、最後の鉾は、何だこれは、宇宙戦艦大和と言う感じの船鉾でした。
書面から見ると、ホンマに宇宙戦艦みたいです。
じゃーん!
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横から見ると鳳凰の頭上に屋根がありますが、これはもしかしたら雨用の傘なのかしら?
思わず声が出ます。「 ホウ・・・オウ!」と・・・

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今年は、引手の人達が着てる法被の紋に注目してみました。
和のデザインって、なかなか凄いと思いませんか?

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祇園祭関係者の皆さん。ご苦労様でした。
いや、安心している場合ではない。来週も、後の祭りで、鉾の巡行があるのでしたね。
ですが、私は、これで打ち止めとさせて頂きます。
巡行が終わったら、ちょうどお腹が空くお昼過ぎでした。
そうだ、以前に話に聞いていた、山科駅地近くの、美味しいカレー屋さんを探してみようと思い立ちました。

あった、あった。きっと此所の事でしょう。

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カレーのルーは一種類のみ。トッピングや両はお好みでお願いできます。
福神漬けとらっきょう、生卵はセットで着いております。
少なめの量で、茄子カレー頼みました。
ピリッとスパイスがきいているのに、口に含んでいると、なんとも言えないこくのある甘さがジワッとくるのです。
少なめでも、私には多かったのですが、完食いたしました。

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わ~、とっても良い一日でしたよ。
連れて行ってくれて有り難う!

改憲勢力3分の2超・あなたはダチョウ、カエル、それともペンギン

7月10日の参議院選挙は、投票率が54・70%で戦後4番目の低さだったそうです。
それでも、前回選挙より2パーセントほど上がっているのは、若者達の票かも知れないと私は思います。

選挙戦が流れていたニュースの選挙戦には、あまり関心がありませんでした。
なぜならば、あまりにもお祭り騒ぎ的扱いが多すぎる。
オリンピックか紅白歌合戦か、という感じで、騒ぐだけという印象だったからです。
でも、私は、心密かに「心ある人達が、今度こそ、阿部批判票をどっと投じるに違いない」と思い願っていたのです。
まずは、私が行くのだ!
10日朝、5時起き。
投票時間開始7時10分前に会場に行ったら、なんと先客がすでに一人ドアが開くのを待っていました。
嬉しがりの私が「わ~、一番だと思ったのに残念!」
と言うと、お先にどうぞと順番を代わってくださいました。

朝6時50分
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お陰様で、その日一番投票者となることが出来ました。
投票を一番は時目にする人は、投票箱が空っぽであるということを確認し、投票前に「空虚確認」という書類に住所氏名を記載しないといけないのです。
「財布も心も投票箱も空っぽよ!」と思いつつ確認書類にサインして、その後、無事投票を済ませてきました。
「先着何人かには景品をプレゼントとかにしたら良いのに?投票率上がるのに・・・」
と受付の人に言うと、ニッコリ笑って、どうぞと差し出されました。

ありがとう!
でも、これではモチベーションは上がりそうにないなあ~

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夜になってTVをつけると、私の願いとは反対の結果が続々と入ってきます。

翌日の毎日新聞の見出し 
改憲勢力3分の2 超 ・ 自公 改選過半数

やっぱりと思う人、そんなはずはと思う人、どうでも構わん選挙なんかと思う人、様々居ると思いますが、私は今回の選挙の後に来るのは、アベノミクスを進めるとか、そんな経済の問題は先送りにしても、あいつらは、これをきっとやる。

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これまでの安倍政権のやり方を見れば分る。
始めは、甘い言葉で、ボチボチ手探りして、やれるとなったら一気に法案を作って、強引に憲法を変えてしまうでしょう。
戦争の出来る、攻撃ので来る軍隊を持つ、日本国家に・・・
そこでは、個人の自由は制約され、国家が個人を縛り上げるでしょう。
平和って、一体何なんだ?そんな憲法から、生まれるはずはない、国を守ることが、底に生きる人達を守ることではない。
日本国民は、70年という年月に慣らされすぎたのでしょうか?

私は言いたい。
あんたはダチョウか?
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オランダ語で《ストラウスフォーヘルポリティーク》、直訳すると「ダチョウの政治」。悪いことが起きているのに、何時もの調子で、まったく気付いてないふりをすること。( 引用 エラ・フランシス・サンダース 翻訳できない世界の言葉)

それとも、ゆで蛙?
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蛙を熱湯に投げ込むと、慌てて飛び出すが、ぬるま湯から入れると身動きしようとせず、気がつけばゆであがってしまっている。

それとも、ペンギン?

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ドイツ語で 《Warmduscher (ヴァルムドゥーシャー)》
冷たい、または熱いシャワーをさけて、ぬるいシャワーを浴びる人。「少々弱虫で、自分の領域からけして出ようとしない人」を言う。
( 引用 エラ・フランシス・サンダース 翻訳できない世界の言葉)

20世紀を生きてきた私は、昔「今は悪くても、21世紀は文明が進み、争いのない平和な世界になるだろう」と夢みていたのですが、むしろドンドン悪くなってきているとしか思えません。
何が足りないのだろうか?
他者への思いやりと、自分の殻から踏み出す勇気の欠如だろうか?
あまりにも、世界には恐ろしい事が満ちているようで、だれもが自己防衛だけに必死になったら、行き着くところは戦争しかない。
でも、戦争から、生まれるもの、再生産されるものって、もう何にも無いのではないでしょうか~

人を信じて、一歩踏み出すしかないと感じるこの頃です。

さあ、私は、今回、これに懲りずに、また生き直してみようと思う!
もう、ウジウジ、ゆだっている場合ではない! 

まずは、今晩から。熱めのシャワーを浴びてみよう。




ブレないで、政治もすぐに止まらない

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「気をつけて車はスグに止まらない」
これは交通標語ですが、政治も動き出したら止められない流れになるときがあると、イギリスのEU離脱の経過を見ていて思いました。
この僅か2%で、白が黒に、黒が白になる。政治とはオセロゲームかと思いたくなります。
政治は我が身に降りかかることなのに、なぜか人ごと、画面の中の世界という気がしていませんか?
今回も、離脱派のトップから庶民に至るまで 「反対したって、絶対出ていくという結果はでないだろう」と読んでいた感じを受けます。
インタビューに答えていた人が
「私は去るに入れたけど、まさか本当になるとは思ってなかった」または、「去るに入れたけど、困るわ。選挙をやり直して欲しい」etc言ってましたが、後の祭りです。
それに、離脱派の指導者達が、どんどん辞めていく。責任をとれと言われるのがいやなんでしょうね、きっと。
Brexit
ブレクジット
先週の授業で教わりました。
Britain (ブリテン) Exit (出ていく) を繋げて出来た言葉だそうです。

brexit

 
何だか最近、TVとコンピューターの情報に中に生活が埋もれてしまって、人間から生身の感覚がドンドン失われていっている気がします。
だから、人を殺しても、それがどんな意味を持つのか分らないまま、自分も自爆して死んでしまう。
悲しみや苦しみが、自分の手で、心で掴めなくて、パソコン画面を見て「こんなもんなんだ~」とぼやっと感じるだけって悲しいですよね。
さのせいかどうか、この世界的歴史的に大変なことなのに、当事者にも、傍観している国々にも、このBrexit、なんか現実感が薄いような気がします。

そして、日本の問題ですが、こちらもパーセントが、どう動いていくのか、毎日、はらはらする思いで報道番組のチャンネルをザッピングしています。
これは4日の番組だったと思いますが

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自公などの2/3議席確保は?良いと思わない47パーセント。
この率が、後5パーセント10パーセント上がり続けて欲しいのです。
今度の参議院選挙で、自公が2/3を超したら、あの阿部総理は、かならず「選挙で国民が我々の意見を支持したのです」
と、デカイ顔をして、改憲に進むでしょう。
今街頭で言ってるのは「アベノミクスを交代させてはいけない」と景気対策のことしか言ってませんよね。

日本国民は人が良すぎるのか?
もういい加減に騙されるのは止めようよと私は言いたい。
なぜ、あの演説を聴いて拍手が出来るのか、私にはさっぱり分らないのです。
言葉を羅列しているだけで、その言葉から誠意というものが感じ取れないのは、私だけなのだろうかと思う毎日です。

世界中が、内向きになっている21世紀です。
だからこそ、軍隊をしっかり持っておかなければ、いつ他国から攻めてこられるか分らない。
軍備必要論がまかり通って、憲法9条は現実に合わんから憲法を変えよう。そんな意見に頷く人が増えてきました。
でもね、戦争って、ある日突然、襲いかかってくるものではないんです。
世界中に溜っている不平、不満が、その解消策を必要としている。
一番手っ取り早い解決法は、戦争を始めて、国民の意識を、そっちに持っていく事です。
が、そんなものは長続きしない。
20世紀で、我々人類は、戦争の不毛さを、さんざん学びましたよね。
自国の不満を戦争に向けたら、ドミノ倒しで連鎖して世界の破滅に繋がる。
だから、ヨーロッパではEUの構想が生まれ、世界人類皆兄弟的発想で生きようとしたのではないでしょうか?
私は感性だけの人間なので、理論的展開をしろなんて言われたら困るんですけど。

21世紀以降、人類が生き延びるためには、助け合い分かち合いしかないと私は思うのです。

まあ、人類滅びて、凶暴な生物(=人間)のいなくなった平和な地球だけが残るという選択も有りかもしれませんが・・・

10日の選挙日が近づいてきました。
「私が投票してもしなくても体制に変わりは無い」
そう考えている人には言いたい「イギリスを見よ」

ロンドンの街頭で、選挙前に21歳の女性が、残留する事を道行く人に訴えていました。
そして、インタビューに答えて
「もし、離脱の結果が出ても、私は諦めない。運動を続けていきます」

何時の時代も、希望は若者達から発信されるのだとしみじみ思ったのでした。

ところで話は変わりますが
アイルランドはイギリス連邦じゃないんだって、今回初めて、はっきり認識しました。
満月の模様、兎と杵のようにワンセットだと思い込んでいたのですが

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わ~、杵の部分が欠けているのだった。
これでは、餅がつけないではないですか!
それに、なんで北アイルランドは独立しなかったのだろう?
福岡だけ残して九州が独立してしまった様なものかしら?
それだったら、沖縄も、独立したらいいんではないのか?

と新しい疑問が沸々とわいてくるのでした。

大阪庶民の味にドップリ浸ってしまった

私は本来、外出嫌いの人間です。
それは子供の時からで、中学生の時、わずか電車で1時間ぐらいの所である兄の結婚式に行くのも嫌がって、一人留守番をしていた覚えがあるのです。
それを思えば、今、毎週京都まで出かけているのは偉い!と自分で自分を褒めてしまいます。
そんな私なのに、7月から毎週大阪に出かける事に決めてしまいました。
同じ都会でも、京都はまだ良いのです。
なぜならば、北、東、西と山並みが見え、南を見れば、京都タワーがあるから・・・
かなりの方向音痴の私でもでも、歩いていて、ほとんど不自由はありません。
しかし、大阪という所は、それも大阪駅周囲の狭い範囲でも、地上でも、地下を歩いても、まったく方向感覚がとれないのです。
目的地は、大阪駅前第2ビル
パソコンで、地上地図、地下地図をプリントし用意周到に出かけました。
まずは第1回目なんだから、地上から行こうと思って、中央改札口から外に出たら、目の前はビルばっかりで、地図と見比べても、見当がつかないのです。
大丸は分ったんですけど、阪神百貨店ってどこだ?どっちの地図を見ても、よく分らない!

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この地図を持ち交差点で、右を見て左を見て途方に暮れていたら、通りすがりの女性が声をかけてくれました。
「道が分らへんの?何所に行きたいの?ここなら地下から行ったほうがエエで。分るとこまで行ったげるわ。」
わあ~、大阪人は気さくやなあ~と感激しました。
なんでも、彼女は、海外旅行に一人でよく行くけど、現地の人が、言葉が分らなくても、親切に場所を教えてくれるのだそうです。
そのお返しに、困ってる人には、声をかけることにしてるとの事だそうで、ラッキーなお裾分けを頂いたのでした。
で、一緒に地下に下りて、
「その先の広場を左に曲がって道なりにずっと行ったら良いから」と教わり、御礼を言って別れました。
そして、見つけました。駅前第2ビル。
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しかし辿り着いたからといって安心してはいけない。
私は、帰り道が分らないという癖があるのです。そこで、もう一度、地下から大阪駅まで戻り治してみました。
そうか、このポスターの貼ってある柱を目印にしたら良いんだ!
「さき駆けの、3日間 」
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と思ったのは甘い夢でした。アリババの扉ではありませんが、どの柱にも、このポスターが貼ってあったのです。
しかも、来週になったら、違うポスターに変わってるよね、きっと・・・
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それでも、この銅像がある所まで来て、こう行ったら、絶対帰れると自信をつけて再度目的地に向ったのです。
はっきり言って5分ほどの距離を、30分かけてウロウロしていたのでした。
無駄な遠回り = まさに、私の人生の縮図ですねえ~・・・
まあそれも良しとしましょう。

駅前ビルの地下というから、綺麗なファションの店が建ち並んでるのかと思ったら、そこは庶民の酒場の並んだ所でした。

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ビルの中なのに、立飲み屋さんが、軒を並べているのです。

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馬刺しで立髪 (たてがみ)とはね!

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スパゲッティはいたり屋で・・・

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大阪ではうどんも踊るのか!

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生ビール、もしくはチューハイがついて、なんと千円!

ウロウロして、すっかり喉が渇いてしまい、女一人でも構わないよねと飛び込んだのが、第3ビル地下1階の梅田産直市場という店でした。
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7時までに入ったら、なんと生チューが199円なんですよ。
7時前になったら、店のお姉さんが「7時からビールだけ100円高くなります。」
注文するなら今のうちにと声をかけてくれるのです。
店員さんは、美男美女のうえに、愛想が良くてサービス満点。私だけでなく、女性一人客も結構入ってきます。
仕事帰りに、サラリーマンがフラッと立ち寄って、その日の疲れをビールで流し、同僚と笑いあって、自分のお金で飲む庶民の場。
けして、領収書を公費に使おうなんて人達は寄って来ない店です。
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日頃ビールは飲めない私ですが、思わず一杯。写真を撮す前にグビリと一口飲んでしまいました。
大根と人参だけの酢の物の付きだしが、凄く良い味加減でした。
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ハムとコーンの搔揚げは、熱々で、懐かしい赤ウインナーもはいっていました。
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これで、お腹いっぱいになって、この《本気のポテトサラダ》を全部食べ切れなかったのです。
我家の味のポテトサラダで、美味しかったのにゴメン。
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私が一度に食べきれる量は、このぐらいが限界なのであります。
ビールも全部は飲み干せず、でも、すっかり出来上がってしまい、外に出て空を見上げたら、まだほの明るい7時半でした。

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ああ、私は一体何をしているのだ?本来の目的と違うでしょう?

でもまあ、これで満足できるなら可愛いものではありませんか?
何しに行ったかは、また次の機会にお伝えしましょうね。