2017/04/29

季節は穀雨・ 東奔西走だが・・・Allez,vas-y !

4月も後一日を残すのみとなりました。
桜が終わり、何だか季節が移ったなあ~と感じますが、初夏と言うには早すぎる、冬の名残の肌寒さが残っているようないないような、この季節をどう言ったら良いのだろうと思ってしまいます。
そこで、昔の人がよく口にしていたのではと思え荒れる二四節季を使うと、なんだか気持ちにしっくりするのでした。

二四季節を美しい写真と共に紹介してあるサイトを見つけました。

http://www.543life.com/season.html
もう一つおまけに、分りやすい説明のサイト
 七十二候 

昔は暦を24の季節分けを、また三分割して七二候と呼び、季節の変わりを感じていたのです。

その中での二四季節の穀雨(コクウ)に当る期間が、今年は4月20日から5月4日です。
七二候でいうならば、
20日から24日の間を、葭始生(あしはじめてしょうず)=葦が芽を吹き始める
25日~29日 の間を、霜止出苗( しもやみてなえいずる)= 霜が終わり稲の苗が生長する
となるそうですが、5日ごとに変わる呼び名を覚えるのは大変です。でも、せめて二四節気ぐらいは覚えたいですね。

農耕文明で生きてきた我らが祖先は、田植えの前に水田を潤す恵みの雨に感謝して、この季語を付けたのでしょうね。
26日は小雨でしたが、我家の近くの田圃には、もう水が張ってありました。

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この日、私は我が町を歩き回り、東奔西走ならぬ、南奔北走をいたしました。
およそ南へ4キロにある歯科、そしてとって返してうちから北に1.5キロの耳鼻科に歩いて往復か~。
なぜかというと、この日は歯科の定期検診の予約日。
おまけに、返却図書の期限が過ぎていて、この日まで延長を頼んでいたので、絶対本を返しに行かなくてはいけない。
でも、朝から外は雨模様です。
晴れた日であったら、自転車でひとっ走りなのですが、手段は徒歩か、バスかタクシーかの三択。
さあ、どうする・・・・まだタクシーに頼る歳ではない。年金生活者には贅沢だ!
が、この地方ではバスは、ほぼ1時間に1本しかないのです。
それも駅まで行って一度下車し、他の方面のバスに乗り換えを待たなくてはいけない。
結論=歩いた方が絶対早い、歩くしかない!
こういう時のフランス語 (アレ・バジィ)

allerは行くという意味ですが 励まして 頑張れとか やってみよう という意味になるようです。

vas-y


そういうことで、頑張って歩くことにし、朝9時に家を出て、歯科で1時間治療をして貰いました。
三ヶ月ごとの定期検診で、異常なし。歯のブラッシングも、磨き残し30.4%で悪くはないそうです。
でも、前回の率は17%だったので、歯磨きに掛ける根性が落ちてきているのは確かです。
次回良く磨けましたと言われることを目指して頑張ります。
最後に会計をする時、私はふと口走ったのでした。
「トランプさんって、きっと毎月せっせとデンタルクリニックよね?真っ白な歯をしてるもん。」
なぜかメチャ受けして、歯科衛生士さんが爆笑しておりました。

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次に、もうちょっと南の図書館に返却に行って、また数冊借り、ひとまず途中にある駅まで戻りました。
ここから北に向って一駅歩く元気は無いので、電車を利用し次の駅まで行き、さあ耳鼻科受診です。
4月初めまで、例年の花粉症の症状はかなり軽度だったのですが、桜が終った頃から、くしゃみ鼻水、目のかゆさがどっと悪化してきました。その上、咳までひどくなってきて、風邪なのか花粉症なのか判断が付かず、前夜は、横になっていても鼻詰まりで、呼吸困難になりかねない状態だったからです。
ヘタをしたら、密室で老女謎の窒息死と新聞の記事になるのは格好悪いですからね。

耳鼻科では、私の前に、二人の人に付き添われた、90歳前後に見える女性が待合室で私に話し掛けてこられました。
「~~は偉いなあ~。」その言葉がよく聞き取れなくて、私はちょっとボンヤリした人なのかしらと思ったのです。
彼女は小雨の窓の外を見ながら 「街路樹は偉いな~」と言ったのでした。
続いて「良いお湿りですね」と言葉をつなぎました。
久しく聞いていない「良いお湿り」という美しい日本語に、気持ちが和みました。
「玄関前の植木には、水をやってるけれど、街路樹までは無理。水がなくても頑張って生きてる木々は偉い」と仰っていたのです。
ご高齢なのに水まきをご自分でされてるのかと感心すると同時に、今日は雨で嫌だなと思った自分を恥かしく思いました。
雨の日に、良いお湿り と言う言葉が自然に口について出るような生き方を、私はしていなかったのです。

環境破壊は悪い、地球温暖化を阻止しろ と言う前に、自然の移りゆく様を、心と体で肯定できる。
そんな人に、私はなりたい。雨にも負けず、風にも負けず・・・
などという事が心にかすめたのだと思います。 私は宮沢賢治か!

花開き始めたツツジです。ツツジの季節ももうすぐですね。

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こじれた喉と鼻も、薬を三日続けて服用したら、だいぶ治ってきました。
来週はGW。年金生活者である私には 「アッシには関わりないことでござんす」です。
こう言っても、クラスメイトには、木枯らし紋次郎も分らないだろうな~。分らなかったら下記のwikpediaでどうぞ。

木枯らし紋次郎

1970年代、ニヒルな小父さんだと思っていた中村敦夫。今写真を見ると 若い!

kogarasi.jpg

ああ、今では私も年老い、若き日々は過ぎ去り、もう帰る事はない。
気持ちは・・・秋の日のヴィオロンのため息の身にしみてひたぶるにうら悲し
こんどはベルレーヌか?モードに入りそうですが・・・
まあね、人生って、そんな物さ!

体と心のトレーニングの一日。お陰様で、トータル13000歩でした。

さて、明日の日曜日は、七二候では何というのでしょう。 牡丹華 (ぼたんはなさく) です。
お弁当を作って、何処かにお花見に行きたくなりますね。

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