FC2ブログ
2018/03/18

アムステルダムの最後は、立ち小便の事だったのか?

水曜日14日は、毎月1回あるフランス語の歌のレッスン日でした。

このところ、歌については、まったくやる気がなくなってます。
レッスン日のある週の初めの月曜日まで、先月持って帰ったファイルを開いておりません。
「これではいかん!」と思いました。

何がいかんのかと言うと、
ろくに練習もせず行くのは、熱心に教えてくれる師匠に対して失礼だと思うのであります。
練習用用にと、メロも入れて曲を弾いてくださったピアニストさんにも申し訳ない。
そこで、今月こそは何とかするぞと決意しました。

まずは、いつまで経っても辿り着けないアムステルの港に入港しなければ・・・

Le Port d'Amsterdam (アムステルの港) 
去年から、私が取り組んでいる曲です。
フランスの超有名なシンガーソングライターの一人であったジャック・ブレルの曲
下の映像には、彼自身が歌っている姿が分かります。
汗びっしょりで、一番前のお客さんにはつばが飛沫となって飛んできそうです。


私は、未だこの歌の最後まで、辿り着けておりません。

それは、二つの理由からです。
1, 心身のエネルギーがないと最後まで持たない。
2, 歌詞の意味が、自分の気持ちの中で、まだ全部理解できていない。

今回は、2回歌って、何とか、最後までは行ったのです。
師匠が 「出来たじゃない?」と言ってくれました。
「でも、最後のフレーズが、なんだかちゃんと意味がつかめてないのです。」
と言うと  「どこが、どこが?」と聞かれました。

ここなんです。

Et quand ils ont bien bu
Se plantent le nez au ciel
Se mouchent dans les étoiles
Et ils pissent comme je pleure
Sur les femmes infidèles


彼ら(船乗り達)が(酒を)飲んだとき
空に鼻を突っ立てる
星々の中で鼻をかむ
そして、僕が泣くごとく、彼らは放尿する
不実な女達の上に


すると、師匠は、言いました。
「飲んだ後に、店を出ておしっこをするでしょう。でも、こんな格好でしないでしょう。」と
まずは、ェスチャーで、うつむいてジッパーを引き下ろす様をして
次に 「下向かない。」と言い、上を向いて 「こうでしょう。」と
私は、答えいました。

「知らんやん。立ち小便はしたことないもの・・・」 
これでも、一応私は女やしね~。

180319-01


でも、この師匠の素晴らしい説明で、私は、すっかり状況把握が出来たのでした。
でも、立ち小便で画像検索したら、結構下を向いてしてるのもありました。
酔っ払ってやるときは、上を向くという事なんでしょうかね?

船乗り達は、酒場で、さんざん酒を飲んで、海辺にさまよい出て、夜の海に、もしくは河口かも知れませんが、盛大に放尿した。
つまり、立ち小便をする姿を、ジャック・ブレル特有の言葉の魔法で表現していたのです。

小便しながら空を見上げる( Se plantent le nez au ciel  鼻が上向きますからね)
ハンカチなどつかわず、手鼻をかむ (Se mouchent dans les étoiles  夜空の星の中で鼻をかむ)

私がすごい思い違いをしていたのは、
Sur les femmes infidèles (不実な女達の上)に来るのは  comme je pleure (私が泣く様に)であって、
ils pissent  (おしっこをする) ではなかったのです。

女達の上で、オシッコをぶっ放したら、なにやら怪しげな雰囲気に変容してしまうではありませんか!

「 comme (~のように)があるでしょうが !」 と怒られました。

不実な女を抱いて泣く俺のように、漁師達はオシッコを海に向かって放出する。

なんだ、ただ立ち小便をしてるだけのことなんや~

私は、すごく納得することが出来ました。

そして、我が師匠も 「えっ、それっ なんて言ったっけ?」 (日本語では)と聞くので
私も、ちゃんと教えてあげました。

タチションベン(立ち小便)です。」

なぜか、立ちがつくと、ショウベンと発音せずに、ションベンになりますよね。
 
私は、お師匠の、ジェスチャー入り説明のおかげで、すごく内容を理解することができました。
そして、お師匠は、私のおかげで、新しい日本語のボキャブラリーを知ることが出来たのでした。

目出度し、目出度し!

ということで、一応報告といたしまして、対訳は、また次に・・・・

お休みなさい。

スポンサーサイト

コメント

非公開コメント