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2018/07/19

棄民の国

18日は朝から30度を超えていました。
そして今朝も一緒です。窓を全開していても、室温は36度ぐらいまでなっています。
外に出るのが危険と感じる今年の夏です。

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エアコンと古い扇風機を活用して息をついています。
リモコンは作動しなくなっているけれど、まだ動くので最後まで使うのだ!

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今週は珍しく、授業の録音を聴き直していたのです。

土曜日は、ちょうど7月14日の「革命記念日」
シャンゼリゼでは、大軍事パレードが行われ、人々はサッカー世界一の興奮と共に沸き返っていたことでしょう。

さて授業で使ったこの記事。
マクロン大統領の横にいるのは、インドのヨガ好きの首相ですね。
タイトルは
La France n'est plus la sixième économie mondial.
フランスはもはや世界の経済大国の6番目ではない。

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この記事の説明の後、世界で一番は? アメリカ。 2番目は中国。

「 Le troisié est Japon ! 」
3番目は日本です

と先生が言うと 、皆の口から「オゥ〜」と言う声が一斉に出たのです。

つまり、私たちはそう感じていない。
世界で3番目の経済大国で生きているという実感を持っていなかったという事です。

世界第三の国ならば、一般国民がもうちょっと充足感を持てるはずでなないだろうか?
年金生活者の私が、生活にゆとりが無いのは仕方がない。
しかし、、若者達まで、仕事に拘束されて休暇もろくになく、ごく普通の暮らしさえ出来かねている。

こんなでは、恋人とつきあう時間もとれない。結婚して子供を持つ。
若者の多くが、考えることさえ放棄しています。
これで少子化を危惧するとは、飛んだお笑いだと思わずにいられないのです。

今回の西日本豪雨で、仕事が済んで帰宅途中の若い警察官が、爆流に流されてしまいました。
彼らにとっては仕事時間は終わっていて、若い二人だけなら逃げようがあったと思います。
でも、住民を避難させなくてはと言う思いで彼らは動いたのです。
人間として、また職務で培われた使命感で、他の人の救出を最優先にしたのです。

午後のワイドショーで、一人は遺体が見つかったけれど、もう一人のはまだ行方不明とのこと。
28歳と29歳の若い輝く笑顔を見て、親御さん、ご家族の気持ちを思うと涙が溢れました。

それにひきかえ、日本の大臣達はなにをしていたのか?
大豪雨予報にも関わらず、自民党幹部達は、赤坂自民亭と称して、飲んで騒いで、浮かれていたのです。
ツイッターで、乾杯の姿を、自ら流しています。

それを取り上げられて、麻生副総理が、遺憾に思う といったと聞き、当然だわと思ったのです。

彼は反対の意味で遺憾だといったのでした。
「ただの懇親会を、飲み会だと言い立てるのがけしからん」
唖然とするしかありません。
君たちは公僕であり、お殿様じゃないんだよと私は言いたい。

国のトップであるからには、自分のことより、災害に遭った国民を心配知るのが筋だろうが!

今21世紀の初めに、この国に必要なのは、賭博場でも、オリンピック施設でありません。
老朽化したインフラの整備が、早急に必要です。
高度成長期に、乱立した道路、ガス管、水土設備、電線、すべてが痛んできているのです。
これから、毎年、毎シーズンに、やってくるであろう、数十年に一度とか、未曾有の大災害を考えているのでしょうか?

東京ばかりに焦点が当てられていますが、今、地方は疲弊しきっています。
山が荒れ、川は補修がおぼつかない。

今回、四国中国の山間部のJR線が復旧するのに、1年以上かかる場所もあるらしいのです。
今まででも、日に数本のローカル線で支えてきた田舎の暮らしは崩壊してしまいます。

それでも、被災地では、住民とボランティアが支え合ってやり直そうとしています。

国の動きが感じられない。
血の通った人間の心が見えない。

世界第3位の経済大国は、経済だけ肥大している、棄民の国だと思わずにはいられません。

夜7時半になっても、空は焼けただれた色をしていました。
(17日、我が家から映す)
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