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2018/08/14

一人の政治家の死に思う

夏雲が浮かぶ琵琶湖。

180811-1219

13日、沖縄で翁長県知事の葬儀がとり行われたというニュースを見ました。
4500人余りの人に見送られ彼は旅立ってしまいました。
亡くなった翁長知事も、見送った多くの人も無念の思いに包まれている様に見えました。
こんなに早く亡くなるとは・・・

8日水曜日の昼,私のスマホにラインのNHKニュースが入りました。
翁長知事が辞任と見出しがあり、驚いて内容を見ると、昏睡状態とありました。
回復を願いつつ、帰宅してTVをつければ、すでに死亡のニュースとなっていました。

沖縄追悼式典で、やつれてはいたけれど、お元気に平和宣言を述べていた姿が忘れられません。
その時も、辺野古に米軍基地は作らせないと言う強い意志が伝わってきました。

そして思ったのです。
彼は真の政治家だったと…
政治家と政治屋の違いはなんなんだろう?

翁長氏は、かっては自民党員でした。
それがなぜ、自民党と袂を分かって統一沖縄として反権力の道を選んだのか?

私の勝手な考えですが、
日本の国家権力は沖縄を昔も今も捨て石としか見ていないと、あるとき気づいたからだと思います。

権力に中に入っていくら活動したとしても、この自民党、安倍内閣では救われようがない。
その時から、彼の本当の政治家としての活動が始まったのだと思います。

反基地を前面に押し出した県知事の出現は、権力側にしたら許しがたいものであり、想像を絶する圧力があっただろうと思います。
しかし、彼は一貫してぶれることがありませんでした。
たくさんの飴と鞭にさらされても、彼の心は揺れなかった。

彼の心の土台としてあったのが、沖縄民衆を踏みにじることを、これ以上許さない。
と言う気持ちだったと思います。
それが政治家としての信念であり、情熱の源だったでしょう。

政治家にとって必要なものは、情熱、持久力、判断力と何処かで見ました。

持久力は根性でしょうか?戦いは延々と続く、投げ出すわけにはいかない。
私の様に、一回デモに行ったら、帰って寝込んでしまう様では話になりません。
判断力、つまり賢くなくてはいけない。二つの選択肢がある時、何ヶ月も考えさせてくださいでは済まない。
それも、私には無理だな〜

私が思うに、一番大切なのは情熱ではないのか?
その情熱が何を土台とし何に向けられているか?
信念と言い換えることもできると思います。

翁長知事の情熱の土台は沖縄民衆とともに沖縄に人権を取り戻す事ではなかったと、私なりに思うのです。

これは、安倍晋三の政治姿勢と真逆の姿でした。

自分が権力者として上り詰め、歴史に偉大なる総理大臣として残る。
とおそらく今の総理は妄想してると思います。
安倍最終目的は、自己の栄光、自画自賛にしか過ぎない。
彼の頭の中には、民衆、国民、弱者というものは存在してない様に見受けます。

それは政治屋であって、政治家の姿とは、私には見えないのです。

翁長さんと言う、本当の政治家を無くしたことが残念でなりません。

これからますます活躍してほしい人だったのに……

彼の、ギブアップをしない姿勢は、志を継ぐ人々に引き継がれ、決して耐えることはない。

そう思いつつ、心よりご冥福をお祈りいたします。


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