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2018/09/20

ホモサピエンスからホモスマート人間に       進化?それとも退化か?

最近の授業の形は、まず生徒達のこの一週間であった出来事を話します。
その中で出てきた言葉を、より自然な表現に直してもらったり、そのテーマから話が発展することもあります。
15日の授業では、フミが、その日の朝に見たという、フランス2のニュースについて話しました。
私は、同じようなニュースを、NHK の日本語放送で見ていたのでした。
そのニュースは「ドイツの自動車メーカーであるフォルクスワーゲンが、小型車ビートルの生産を止める」
と言うものでした。
カブトムシのような形のかわいい車なので、英語で Beetle(カブトムシ)と呼ばれていたのです。
なんとそれが、フランスでは cocinelle (テントウムシ) と呼ばれている知りました。
〈所変われば品変わる〉と言いますが、品物は同じでも呼び名が変わるのか!

英語で Beetle(カブトムシ)
180915-1501

フランスでは cocinelle (テントウムシ)
180915-1503

180915-1502
単語の下に描かれているのは、もちろんテントウムシ cocinelle コシネールですよ。
そして、この絵の横に、先生は、会社名の略を丸文字で w.w と書き加えたのです。
cocinelle(コシネール)という言葉が出てきて、私は話の内容がつかめなくなっていました。
で、隣の席の人に小さな声で尋ねたのです。
「お尻が二つと違うよね?」と・・・
そして、元々大きい私の声は、皆の耳に届き、爆笑の渦となったのでした。
先生は、笑いながら、私の感じ方がナチュラルであると言い、とんがったに書き直したのでした。
180915-1505

ああ、また馬鹿なことを口走ってしまったと思ったけれど、後悔先に立たずです。
下記のフレーズは、我がクラスの中だけでしか通用しない文章です。
関係者以外は、お読みになっても気にしないで下さい。

2 fesses sont comme deuxième choucroute.
Personne ne pourra comprendre le sens de cette phrase, peut-être.
C'est un secret entre mon profeseur et moi.



話の種が尽きた頃、先生が、新聞やテレビで取り上げられたニュースを紹介してくれます。
フランスの新聞 L'Express の記事から、こんな話題がありました。

180915-1507
我々は皆ホモスマートフォニックである。

人類は、猿からホモサピエンスに進化してきたのですが、次はスマートフォンに思考をゆだねる生き物になるのでしょうか?

180915-1506
下部に小さい字で
研究者ピエール・マーク・ド・ビアシーによれば、第3の脳となるモバイルはとても重要になった。
と書いてあります。
 第3と言うからには、第2の脳もあるのだろう?
 家に帰って、この記事を見つけて考えました。

180916-0638

① 一つ目は、頭の中にある神経細胞の半球である。 
まあ、これは一般的に、私たちが脳だと思ってるものでしょう。

② 第2は、肉体的欲求を隠している、腹部の消化器官と一致する。
消化というのも、脳が指示して動かすものだという事なのでしょうか? 
まあ、それも分からなくはない。

③ 第3の脳が登場した。全く新しい小さな補助の脳、身体の外部にある電子頭脳の種類
次の
l'homme smartphonicus est une hydre à trois cerveaux.
スマートフォン人種は、頭の三つあるヒュドラだ。

ヒュドラとはギリシャ神話に出てくる、頭が複数の蛇のような怪物の事だと思います。

180915-1511

21世紀の人間は、スマートフォンの出現により、人間から怪物に変化していくのでしょうか?

ちゃんと使えていたら、そう言えるかも知れません。
でも、私などは、怪物に食べられてしまう哀れな犠牲者かもしれませんね。

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語彙
apparition 出現、登場  encéphale 脳 auxillaire 補助の 副の 

気をつけよう、スマートフォンとオレオレ詐欺に!

とりあえず、授業前半部の一部を報告しておきます。

後半は、ゴンクール賞についての、面白い話を沢山聴かせてもらいました。






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